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冬の兼六園 ロウバイの咲く1月の兼六園の風景

冬の兼六園とロウバイの花

今日の東京は14度まで気温があがり、1月の半ば過ぎとは思えない程の暖かさでした。皆さんのお住まいの地域はいかがだったでしょうか。

夏が暑すぎるのもいやならば、冬が寒すぎるのもいやというとワガママですが、さらに真冬のはずなのにこんなに暖かいとちょっと心配になったりもします。今冬は暖かい冬になりそうというのは昨年の秋くらいには言われていましたが、このままなんとなく「暖かい冬」が過ぎて、春を迎えるのでしょうか。それとも大寒波がきたりするのでしょうか。当然、暖冬とはいえ地域によって多少の差はあると思います。やはり北海道あたりは天気予報を見れば連日0度~マイナスになっていますし、それでも普段の冬に比べれば随分と暖かいとはいえ、一般的な感覚からすれば寒そうな気がします。

気温と共に、冬の風物詩である「雪」も暖冬かどうかで随分とその様子が変わってきますよね。北海道から、本州、九州にかけての日本海側では雪がどれくらい降るかによって、その土地で暮らしている方、働いたり学んだりしている方の生活にずいぶん大きな影響があることと思います。スキーやスノボなどのウィンタースポーツにかかわりのある地域の方々であれば、雪が降らないのは死活問題になりますし、降りすぎても生活に大きな支障が出てしまいます。そう考えると、冬の天候というのは夏以上に(ことに北国や雪国では)日々の生活に大きな影響を与える可能性が大きいですね。

そんな日常生活に影響がある雪と比べると、随分ささやかな話になってしまいますが、冬の気温が影響するものの一つとして、花があります。

暖かいか寒いかで花が咲く時期も変化し、咲き方やその色合いも気温に大きく影響を受けるといいます。それこそ「桜」の美しさ、特に「開花時期」には冬の気温が大きく関わっているとも聞きますよね。「桜」の前に咲く「梅」の花の開花時期にも冬の寒さとの重要な関連性があり、厳しい寒さこそが「梅」の花が咲くトリガーの一つになるのだとか。間違って秋に咲かないように、という話もあるらしいですが、とにかく厳しい寒さによって「梅」は眠りから覚め、地域にもよりますが1月下旬から2月にかけて咲き始めるのだそうです。ちなみに「梅」と「桜」は、「梅」の方が眠りが浅いので先に目覚め(開花し)、「サクラ」は眠りが深いのでもう少し後に目覚める(開花する)というイメージだそうです。面白いですね。

さて、寒さの中で開花する梅ですが、そんな「梅の中でも開花時期が早い種」として知られているのが、「寒紅梅」や「南高」といったウメです。そして、「梅」という漢字が用いられてはいるものの、種類的には別種となるロウバイ(蝋梅)(「ロウバイ」はクスノキ目ロウバイ科、「ウメ」はバラ目バラ科に分類されます。)も開花時期が比較的早い花木として知られています。

皆さんの中にも「梅園」に行った際、「まだ開花には早かったかな」という時期にもかかわらず、「ロウバイ」は綺麗に咲いていた、という経験をしたことがある方もいらっしゃるのでは?冬の寒い時期でも、それこそ枯れ木が立ち並んでいるような風景の中でも、少しくすんだ黄色ながらも可愛らしい形で咲いているのがこのロウバイであったりするのです。

というわけで今日は冬の金沢、所々に雪が積もっている寒い日でしたが、そんな冬の或る日に訪れた「兼六園」で見かけた「素心蝋梅」という品種のロウバイの花が咲く風景を、そのほかの兼六園の風景と共にお送りします。あちらこちらに雪吊りがされた風情のある雰囲気、色の濃い常緑樹の緑が所々に目立ちはしながらも、基本冬枯れの茶色の多く占める景色の中で、「ロウバイ」の黄色の存在感はとても素晴らしいものでした。

ロウバイが咲く1月の兼六園

Japan Web Magazine 編集部

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