須山浅間神社
公開日: 2013年7月1日 | 最終更新日 2015年6月25日
富士山南口下宮
富士山の南東側の山麓、静岡県裾野市の須山地区に鎮座する神社が、須山浅間神社。富士山登山道の一つで、1883 年に御殿場口登山道が拓かれるまで、主要登山口の一つであった須山口登山道の起点となる場所にある神社だ。須山口は1707年(宝永4年)の宝永大噴火で甚大な被害を受け、登山道と共に社殿も大きな被害を受けた。須山口登山道がようやく復興したのは1780年(安永9年)頃のことという。1823年(文政6年)には社殿が再建されている。
社伝によると、創建は日本武尊の手になるといい、遅くとも1524年(大永4年)には存在していたことが棟札により確認されている。旧社格は郷社。主祭神として木花咲耶姫命を祀っている。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている。
本殿の右側、覆屋内にある古宮。1611年(慶長16年)に建てられたもので、現本殿のある位置に建っていたことやその名前から須山浅間神社の旧本殿と推測されている。
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須山浅間神社(すやませんげんじんじゃ) DATA
- 場所: 静岡県裾野市須山722
- 交通(公共交通機関で): 御殿場駅から富士急バス十里木~ぐりんぱ行きで25分須山下車徒歩10分。または三島駅から富士急バスで須山、ぐりんぱ、イエティ方面行きで約40分、須山下車、徒歩10分。またはJR御殿場線 岩波駅から、タクシー約21分(10Km)。
- 交通(車で): 東名高速道路裾野ICより約20分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 境内参拝自由
- 休み: 境内参拝自由
- 料金: 境内参拝自由
- 問い合わせ: 055-995-1804
須山浅間神社
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