西新井大師 東京・足立区の寺院
公開日: 2010年4月3日 | 最終更新日 2023年6月7日
桜と西新井大師
東京・足立区にある西新井大師は、川崎大師、観福寺大師堂と並ぶ「関東厄除け三大師」の一つ。正式名称を「五智山遍照院總持寺」といい、真言宗豊山派の寺院です。
826年(天長3年)、弘法大師(空海)が関東を訪れた際に、疫病に苦しむ庶民のために十一面観音を彫り、寺院を建立したのがその始まりとされています。弘法大師が二十一日間祈祷したところ、涸れ井戸からこんこんと清らかな水が湧き、病気に苦しんでいた人たちがたちまち平癒したといいます。お堂の西側にその井戸があったため、この地は西新井と呼ばれるようになったと伝えられています。
西新井大師 メモ
一般に、「関東厄除け三大師」は関東にある弘法大師を祀る真言宗の寺院のうち、その名が知られ多くの人が集まる「西新井大師」「川崎大師」「観福寺大師堂」の三つを指します。第18代天台座主であり、元三大師(がんざんだいし)・厄除け大師と呼ばれ中世以降人々の信仰を集めた「良源」を祀る「佐野厄除け大師(惣宗寺)」「青柳大師(龍蔵寺)」「川越大師(喜多院)」の「関東の三大師」とは異なります。
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西新井大師(總持寺) DATA
- 場所: 東京都足立区西新井1-15-1
- 交通(公共交通機関で): 東武大師線大師前駅下車徒歩1分 / 都営日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅下車徒歩20分 / 都バス西新井大師バス停下車
徒歩5分 - 交通(車で): 首都高・鹿浜橋、扇大橋、加平、各出口からそれぞれ約15分
- 駐車場: 近隣にコインパーキングあり
- 期間: 通年
- 時間: 拝観自由
- 休み: なし
- 料金: 拝観料 無料 護摩札 5,000円~ 御朱印料 300円~
- 問い合わせ: 03-3890-2345
西新井大師