がんづき
最終更新日 2025年1月19日
がんづきは宮城県や岩手県で主に食べられている郷土のお菓子。シンプルで素朴ながら味わい深い菓子です。小麦粉、卵、牛乳に、重曹、酢、味噌、醤油、黒砂糖などを入れて蒸し上げて作る、蒸しパンやスポンジケーキのような見た目のタイプ(黒がんづき)と、写真のような白いタイプ(白がんづき・白がん)があります。
こちらは、黒砂糖のかわりに、白砂糖を使い、重曹をいれずに作るため、ややねっとりとした「ういろう」のような感じになります。黒砂糖を用い、重曹を入れずに作るねっとりとしながらも黒い見た目のがんづきもあります。
いずれも昔は各家庭で作られた菓子ですが、現在では道の駅などで購入できます。