日本の動植物
公開日: 2007年4月9日 | 最終更新日 2023年9月30日
日本の生き物
地球上にはおよそ130万種類もの動物と30万種類以上もの植物が暮らしています。そのうち、日本に生息する動物はおよそ5万種類、植物はおよそ6000種類。杉やヒノキ、ブナ、サクラなどの身近な木々や、菜の花、ひまわり、アジサイ、ユリなどの花々。多種多様な昆虫類、サンショウウオ、カエル、イモリなどの両生類、ヘビやトカゲなどの爬虫類、ワシやタカ、ツバメ、スズメ、ウグイス、ライチョウ、トキなどの鳥類、そしてネズミやモグラといった小さな動物たちから、ヤマネ、テン、イタチ、ハクビシン、ウサギ、ヤマネコ、キツネ、タヌキ、ニホンジカ、エゾジカ、ニホンカモシカ、そしてツキノワグマやヒグマなどの大きな哺乳類まで。私達人間もその中の一種です。
Contents
日本の動物・植物
日本はかつてとても自然の豊かな国でした。京や大坂(大阪)、江戸などの人口集中部を除き、緑がそこかしこにあふれ、狸や鹿やウサギやリスや熊やイタチや狐などの動物達が、トンボや蝶やゲンゴロウなどの昆虫達が、のびのびと暮らしていました。江戸や京、大阪でさえ、資料や文献を見るとそこかしこに豊かな緑があったようです。
人間達は自然の中で呼吸をし、作物を育て、他者の命をあちらこちらに感じて暮らしていました。日本古来の宗教である「神道」は、まさに自然の中に「八百万神(やおよろずのかみ)」が宿るとし、それらすべてが崇敬と畏怖の対象でした。自然を敬い、自然の中に人智を超えた存在を見出し、尊び、感謝し、守ってきたのです。
それがいつの頃からか、緑が減りはじめ、野山は削られ、コンクリートで固められ、ダムが建設され、小川なども護岸工事がなされ、水辺が埋め立てられ、「自然」が減りはじめました。最初は徐々に。次第に加速度的に。「ヒト」が、動物達の縄張りに侵入し、破壊していった結果、彼らは行き場を失い、里に下りて来るほかなくなって、「害獣」などと呼ばれるようになってしまいました。共棲していたはずの「ヒト」と「自然」はいつしか、時に「敵対」するような間柄にさえなってしまったのです。
勿論、全く自然が消えてしまったというわけではありません。都市部から離れ、野山が広がる場所や海辺に行くとまだまだ自然が残っています。そこには動物達が暮らし、植物達が生い茂っています。「コンクリートジャングル」といわれる東京でも、西部の奥多摩などに行けば山々が連なり、山野草が咲いています。山道を歩いていると鹿の声を耳にし、その姿を目にすることも珍しくはありません。夜には狸も出るし、ウサギも出ます。
というわけで日本各地に生息する、様々な生き物の一覧を見てみましょう。
日本の哺乳類
(絶滅種・絶滅危惧種を含む)
主な哺乳類
日本にはおよそ2500種類以上の動物がいるといわれています。そのうち哺乳類は100種類以上。中にはニホンオオカミやカワウソなど絶滅してしまった、もしくは絶滅の危機にある種も多数含まれています。また、ニホンカモシカ、ニホンノウサギ、ライチョウ、クロウサギ、ヤマドリ、オオサンショウウオ、ヤマネ、ヒメネズミ、アオダイショウ、ニホンザル、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど、固有種と呼ばれる他の地域にはいない種が多いのも特徴。
- トウキョウトガリネズミ
- ヒメトガリネズミ(カラフトヒメトガリネズミ)
- アズミトガリネズミ
- アズミトガリネズミ
- シロウマトガリネズミ
- エゾトガリネズミ
- シントウトガリネズミ
- ホンシュウトガリネズミ
- シコクトガリネズミ
- サドトガリネズミ
- オオアシトガリネズミ
- ジャコウネズミ
- リュウキュウジャコウネズミ
- カワネズミ
- ジネズミ(ニホンジネズミ)
- サイゴクジネズミ
- ホンシュウジネズミ
- タネジネズミ
- オキノシマジネズミ
- ヤク(シマ)ジネズミ
- コジネズミ
- ワタセジネズミ
- オリイジネズミ
- ヒメヒミズ
- ヒミズ
- ミズラモグラ
- ヒワミズラモグラ
- フジミズラモグラ
- シナノミズラモグラ
- アズマモグラ
- コウベモグラ
- エチゴモグラ
- サドモグラ
- センカクモグラ
- クビワオオコウモリ
- エラブオオコウモリ 天然記念物
- ダイトウオオコウモリ 天然記念物
- オリイオオコウモリ
- ヤエヤマオオコウモリ
- オガサワラオオコウモリ 天然記念物
- オキナワオオコウモリ
- キクガシラコウモリ
- オキナワコキクガシラコウモリ
- オキナワコキクガシラコウモリ
- ミヤココキクガシラコウモリ
- ヤエヤマコキクガシラコウモリ
- ヤエヤマコキクガシラコウモリ
- イリオモテコキクガシラコウモリ
- キクガシラコウモリ
- カグラコウモリ
- ヒメホオヒゲコウモリ
- シナノホオヒゲコウモリ
- ヒメホオヒゲコウモリ
- エゾホオヒゲコウモリ
- フジホオヒゲコウモリ
- オゼホオヒゲコウモリ
- ウスリホオヒゲコウモリ
- カグヤコウモリ
- カグヤコウモリ
- モモジロコウモリ
- ウスリドーベントンコウモリ
- クロホオヒゲコウモリ
- ヤンバルホオヒゲコウモリ
- ノレンコウモリ(タイリクノレンコウモリ)
- ホンドノレンコウモリ
- クロアカコウモリ
- ツシマクロアカコウモリ
- モリアブラコウモリ
- オオアブラコウモリ
- クロオオアブラコウモリ
- コウライオオアブラコウモリ
- アブラコウモリ(イエコウモリ)
- オガサワラアブラコウモリ
- コヤマコウモリ
- ヤマコウモリ(ニホンヤマコウモリ)
- ヒメホリカワコウモリ
- ヒメホリカワコウモリ(キタクビワコウモリ)
- クビワコウモリ
- ヒナコウモリ
- チチブコウモリ
- ニホンウサギコウモリ
- リュウキュウユビナガコウモリ
(コユビナガコウモリ) - ユビナガコウモリ
- コテングコウモリ
- ニホンコテングコウモリ
- ニホンテングコウモリ
- リュウキュウテングコウモリ
- オヒキコウモリ
- スミイロオヒキコウモリ
- ニホンザル
- ホンドザル
- ヤクシマザル (ヤクザル)
- キタナキウサギ
- エゾナキウサギ
- ユキウサギ
- エゾユキウサギ
- ニホンノウサギ
- トウホクノウサギ
- キュウシュウノウサギ
- サドノウサギ
- オキノウサギ
- アマミノクロウサギ 特別天然記念物
- クリハラリス
- キタリス
- エゾリス
- ニホンリス
- シマリス(シベリアシマリス、アジアシマリス)
- エゾシマリス
- タイリクモモンガ
- エゾモモンガ
- ニホンモモンガ(ホンシュウモモンガ、
ホンドモモンガ、モモンガ) - ムササビ(ホオジロムササビ)
- ヤマネ(ニホンヤマネ) 天然記念物
- ヒメヤチネズミ
- ミカドネズミ
- タイリクヤチネズミ
- エゾヤチネズミ
- ムクゲネズミ
- ミヤマムクゲネズミ
- リシリムクゲネズミ
- ヤチネズミ
- スミスネズミ
- ハタネズミ(ニホンハタネズミ)
- アカネズミ
- ハントウアカネズミ
- カラフトアカネズミ
- ヒメネズミ
- セスジネズミ(セスジアカネズミ)
- カヤネズミ
- ハツカネズミ
- オキナワハツカネズミ
- オキナワトゲネズミ
- アマミトゲネズミ 天然記念物
- トクノシマトゲネズミ 天然記念物
- クマネズミ
- ドブネズミ
- ナンヨウネズミ
- ケナガネズミ 天然記念物
- ヒグマ
- エゾヒグマ
- ツキノワグマ(ヒマラヤグマ、アジアクロクマ)
- ニホンツキノワグマ
- ホンドタヌキ
- エゾタヌキ
- キツネ(アカキツネ、アカギツネ)
- ホンドキツネ(ホンドギツネ)
- キタキツネ
- オオカミ(ハイイロオオカミ)
- エゾオオカミ
- ニホンオオカミ
- イヌ
- ニホンアナグマ
- テン
- ホンドテン(ニホンテン)
- ツシマテン 天然記念物
- クロテン
- エゾクロテン
- ニホンイタチ(イタチ)
- コイタチ
- (シベリアイタチ
- チョウセンイタチ
- イイズナ
- キタイイズナ
- ニホンイイズナ
- オコジョ
- エゾオコジョ
- ホンドオコジョ
- アナグマ
- ニホンアナグマ
- カワウソ
- ニホンカワウソ 特別天然記念物
- ラッコ
- ハクビシン
- ベンガルヤマネコ
- イリオモテヤマネコ 特別天然記念物
- マンシュウヤマネコ
- ツシマヤマネコ 天然記念物
- ヤマネコ
- イエネコ
- アシカ
- ニホンアシカ
- トド
- オットセイ(キタオットセイ)
- セイウチ
- ゴマフアザラシ
- ゼニガタアザラシ
- ワモンアザラシ
- クラカケアザラシ
- ウマ
- イノシシ
- ニホンイノシシ
- リュウキュウイノシシ
- ブタ
- エゾジカ
- ニホンジカ
- ホンシュウジカ
- キュウシュウジカ
- ケラマジカ
- ツシマジカ
- ヤクシカ(ヤクジカ、ヤクシマシカ)
- マゲジカ(マゲシカ、マゲシマジカ)
- エゾシカ(エゾジカ)
- ニホンカモシカ
- ニホンカモシカ(カモシカ) 天然記念物
- ヤギ(ノヤギ)
- ヒト
ニホンカモシカのページへ
日本の鳥類
(絶滅種・絶滅危惧種を含む)
主な鳥類
日本にはおよそ550種類以上の鳥類がいるといわれていますが、「飛ぶ」という性質上、繁殖地と生息地が違う場合も多々あり、その他の動物と比較して、厳密な「日本固有」という定義は学術的にも難しいといいます。一部の種を除いて「飛ぶ」ことができるからこそ、他の哺乳類などと比べると生息環境を選ぶことができそうな気もしますが、必ずしもそうではなく、絶滅の危機にある種も多数いるのです。
- アオアシシギ
- アオゲラ
- アカエリカイツブリ
- アカゲラ
- アカショウビン
- アカハラ
- アトリ
- アマサギ
- アホウドリ
- アビ
- イカル
- イヌワシ
- イワヒバリ
- ウグイス
- ウズラ
- ウソ
- ウミアイサ
- ウミスズメ
- ウミツバメ
- ウミネコ
- ウミウ
- エナガ
- オオハクチョウ
- オオハム
- オオバン
- オオルリ
- オオワシ
- オシドリ
- オジロワシ
- オナガ
- カイツブリ
- カササギ
- カッコウ
- カツオドリ
- カモメ
- カモ
- カワセミ
- カワウ
- カワガラス
- キクイタダキ
- キジ
- キジバト
- キセキレイ
- キツツキ
- キビタキ
- キョウジョシギ
- キンクロハジロ
- クマタカ
- クマゲラ
- グンカンドリ
- コオリガモ
- コガモ
- コノハズク
- コマドリ
- ゴイサギ
- コウノトリ
- サンコウチョウ
- サンショウクイ
- サギ
- シジュウカラ
- シマフクロウ
- シメ
- ジョウビタキ
- スズメ
- セイタカシギ
- セキレイ
- タゲリ
- ダイシャクシギ
- ダイゼン
- タカ
- タンチョウヅル
- チョウゲンボウ
- チドリ
- ツグミ
- ツバメ
- ツルシギ
- トビ
- トキ
- ネッタイチョウ
- ノスリ
- ハト
- ハシブトガラス
- ハヤブサ
- ハリオアマツバメ
- バン
- ヒタキ
- ヒバリ
- ヒレンジャク
- ヒヨドリ
- フクロウ
- ブッポウソウ
- ベニマシコ
- ホトトギス
- ホオジロ
- マガン
- マナヅル
- ミズナギドリ
- ミソサザイ
- ミミズク
- ミヤコドリ
- ムクドリ
- メジロ
- モズ
- ヤツガシラ
- ヤマセミ
- ヤマドリ
- ヤンバルクイナ
- ヨタカ
- ユリカモメ
- ライチョウ
- レンジャク
- ルリビタキ
- ルリカケス
日本の爬虫類・両生類
(絶滅種・絶滅危惧種を含む)
絶滅の危機にある日本の爬虫類・両生類
日本では帰化種も含め、およそ80種類の爬虫類、64種類の両生類が確認されています。その他の動物達同様、水質汚染や生息域の減少で絶滅の危機にある種も多数います。両生類は特に環境の変化に弱く、地球規模で見ても、約5500種類いる世界の両生類のうち半分近くが絶滅危機種に指定され、今世紀中の全ての両生類の絶滅を危惧する学者もいるといいます。
- アベサンショウウオ
- ホクリクサンショウウオ
- ハクバサンショウウオ
- イシカワガエル
- コガタハナサキガエル
- オオイタサンショウウオ
- オキサンショウウオ
- イボイモリ
- ダルマガエル
- ハナサキガエル
- アマミハナサキガエル
- ナミエガエル
- オットンガエル
- ホルストガエル
- ベッコウサンショウウオ
- キタサンショウウオ
- オオサンショウウオ
- シリケンイモリ
- オオハナサキガエル
- カスミサンショウウオ
- トウキョウサンショウウオ
- オオダイガハラサンショウウオ
- イヘヤトカゲモドキ
- キクザトサワヘビ
- タイマイ
- マダラトカゲモドキ
- オビトカゲモドキ
- ヤマシナトカゲモドキ
- ヒメヘビ
- アオウミガメ
- アカウミガメ
- セマルハコガメ
- リュウキュウヤマガメ
- クロイワトカゲモドキ
- キノボリトカゲ
- バーバートカゲ
- ミヤコトカゲ
- ミヤコヒバァ
- ヨナグニシュウダ
- ミヤラヒメヘビ
- キシノウエトカゲ
- イワサキセダカヘビ
- アマミタカチホヘビ
- ヤエヤマタカチホヘビ
- サキシマアオヘビ
- サキシマバイカダ
- イワサキワモンベニヘビ
- ヒャン
- ハイ
- ニホントカゲ
- オカダトカゲ
日本の昆虫類
地球上に生息する動物達およそ130万種のうち、80パーセント以上を占める100万種が昆虫類。実際には未発見の種も多く、最終的には500万種類にも達するだろうともいわれています。日本にはそのうち、およそ3万2千種類以上もの昆虫類がいるといわれています。一説には10万種を越えるとも推定されていますが、いまだ全て解明されていないのが現況です。
日本の昆虫のページへ
絶滅の危機のある日本の昆虫
水質の汚染や生息域の減少などで、絶滅もしくは絶滅が危惧されている昆虫。かつては、普通に野山や小川でみかけたトンボやタガメなども絶滅の危機に立たされています。
- アカメイトトンボ
- ヒヌマイトトンボ
- カラカネイトトンボ
- リュウキュウハグロトンボ
- オキナワサナエ
- カラスヤンマ
- ミナミトンボ
- エゾカオジロトンボ
- ベッコウトンボ
- ミヤジマトンボ
- ツシマフトギス
- イシガキニイニイ
- クロイワゼミ
- シオアメンボ
- タガメ
- エグリタマミズムシ
- イカリモンハンミョウ
- オガサワラハンミョウ
- マークオサムシ
- ケバネメクラチビゴミムシ
- カドタメクラチビゴミムシ
- キイロホソゴミムシ
- シャープゲンゴロウモドキ
- セスジガムシ
- ヤンバルテナガコガネ
- オオチャイロハナムグリ
- フサヒゲルリカミキリ
- キイロネクイハムシ
- アカガネネクイハムシ
- フクイアナバチ
- オキナワクマバチ
- アマミシリアゲ
- ニッポンアミカモドキ
- カタツムリトビケラ
- チャマダラセセリ
- ギフチョウ
- ウスバキチョウ
- ミヤマシロチョウ
- ルーミスシジミ
- チョウセンアカシジミ
- キマダラルリツバメ
- ゴイシツバメシジミ
- オオルリシジミ
- オオウラギンヒョウモン
- ヒョウモンモドキ
- オオムラサキ
- フタオチョウ
- タカネヒカゲ
- ヨナクニサン
- ミツモンケンモン
日本の植物・菌類
(絶滅種・絶滅危惧種を含む)
主な植物
日本には6000種以上の植物がいるといわれます。園芸用として日本に入ってきたものに押され、絶滅の危機にある種も多数含まれています。
- アオイ科
- アオギリ科
- アカウキクサ科
- アカキクラゲ科
- アカザ科
- アカテツ科
- アカネ科
- アカバナ科
- アケビ科
- アブラナ科
- アマ科
- アミガサタケ科
- アヤメ科
- アリノトウグサ科
- アルストロメリア科
- アワゴケ科
- アンズタケ科
- イイギリ科
- イグサ科
- イグチ科
- イソマツ科
- イチイ科
- イチヤクソウ科
- イチョウ科
- イッポンシメジ科
- イヌガヤ科
- イネ科
- イノモトソウ科
- イラクサ科
- イワウメ科
- イワタバコ科
- イワダレゴケ科
- イワデンダ科
- イワヒバ科
- ウキクサ科
- ウキゴケ科
- ウコギ科
- ウツボカズラ科
- ウマノスズクサ科
- ウメノキゴケ科
- ウラジロ科
- ウラボシ科
- ウリ科
- ウリノキ科
- ウルシ科
- ウルップソウ科
- エゴノキ科
- エパクリス科
- エビゴケ科
- オオギリ科
- オオバコ科
- オシダ科
- オシロイバナ科
- オトギリソウ科
- オミナエシ科
- オモダカ科
- カエデ科
- ガガイモ科
- カキノキ科
- カタバミ科
- カツラ科
- カバノキ科
- ガマ科
- カヤツリグサ科
- カワゴケソウ科
- ガンコウラン科
- カンナ科
- キキョウ科
- キク科
- キクラゲ科
- キジノオシダ科
- キシメジ科
- キツネノマゴ科
- キブシ科
- キョウチクトウ科
- ギョリュウ科
- キントラノオ科
- キンバイザサ科
- キンポウゲ科
- クサトベラ科
- クサリゴケ科
- クジャクゴケ科
- クズウコン科
- クスノキ科
- クチベニタケ科
- クマツヅラ科
- グミ科
- クルミ科
- クロウメモドキ科
- クワ科
- ケシ科
- コウヤノマンネングサ科
- コウヤマキ科
- コケシノブ科
- コショウ科
- コバノハシカグマ科
- ゴマ科
- ゴマノハグサ科
- サガリバナ科
- サクラソウ科
- ザクロ科
- ザクロソウ科
- サトイモ科
- サボテン科
- サラセニア科
- サルオガセ科
- サルノコシカケミ科
- サンショウモ科
- シキミ科
- シシガシラ科
- シシラン科
- シソ科
- シッポゴケ科
- シナノキ科
- シノブ科
- シバナ科
- シャジクモ科
- シュウカイドウ科
- ショウガ科
- シラネアオイ科
- シロキクラゲ科
- シロソウメンタケ科
- ジンチョウゲ科
- スイカズラ科
- スイレン科
- スギ科
- スギゴケ科
- スギナモ科
- ズキンタケ科
- スジヒトツバ科
- スズカケノキ科
- スッポンタケ科
- スベリヒユ科
- スミレ科
- ゼニゴケ科
- セリ科
- センダン科
- ゼンマイ科
- センリョウ科
- ソテツ科
- タコノキ科
- タシロイモ科
- タデ科
- タヌキアヤメ科
- タヌキモ科
- タマゴケ科
- チャセンシダ科
- チョウチンゴケ科
- ツゲ科
- ツチグリ科
- ツチトリモチ科
- ツツジ科
- ツヅラフジ科
- ツバキ科
- ツユクサ科
- ツリフネソウ科
- ツルキジノオ科
- ツルシダ科
- ツルナ科
- ツルムラサキ科
- テングダケ科
- テングノメシガイ科
- デンジソウ科
- トウダイグサ科
- ドクウツギ科
- トクサ科
- ドクダミ科
- トケイソウ科
- トチカガミ科
- トチノキ科
- トチュウ科
- トベラ科
- ナス科
- ナデシコ科
- ナンヨウスギ科
- ニガキ科
- ニクザキン科
- ニシキギ科
- ニレ科
- ノウゼンカズラ科
- ノウゼンハレン科
- ノボタン科
- ノボリリュウタケ科
- ハイゴケ科
- パイナップル科
- ハイノキ科
- ハイヒモゴケ科
- ハエドクソウ科
- ハエモドラル科
- バショウ科
- ハス科
- ハゼリソウ科
- ハナイ科
- ハナゴケ科
- ハナシノブ科
- パナマソウ科
- ハナヤスリ科
- パパイア科
- ハマウツボ科
- ハマジンチョウ科
- ハマビシ科
- バラ科
- ハラタケ科
- ハリガネゴケ科
- パンヤ科
- バンレイシ科
- ヒカゲノカズラ科
- ヒガンバナ科
- ヒシ科
- ヒトヨタケ科
- ヒナノシャクジョウ科
- ヒノキ科
- ヒノキゴケ科
- ヒメウラボシ科
- ヒメシダ科
- ヒメツチグリ科
- ビャクダン科
- ビャクブ科
- ヒユ科
- ヒルガオ科
- ヒルギ科
- ヒルムシロ科
- ピロネマキン科
- フウセンタケ科
- フウチョウソウ科
- フウロソウ科
- フサザクラ科
- フサシダ科
- フサヒメホウキタケ科
- フジウツギ科
- ブドウ科
- フトモモ科
- ブナ科
- ヘゴ科
- ベニタケ科
- ベニチャワンタケ科
- ベンケイソウ科
- ホウオウゴケ科
- ホウライシダ科
- ホコリタケ科
- ホシクサ
- ボタン科
- ホルトノキ科
- ホロムイソウ科
- ホングウシダ科
- ホンゴウソウ科
- マオウ科
- マキ科
- マタタビ科
- マチン科
- マツ科
- マツバラン科
- マツブサ科
- マツムシソウ科
- マツモ科
- マメ科
- マルクグラビア科
- マンサク科
- マンネンタケ科
- ミカン科
- ミクリ科
- ミズアオイ科
- ミズキ科
- ミズゴケ科
- ミズニラ科
- ミソハギ科
- ミゾハコベ科
- ミツガシワ科
- ミツバウツギ科
- ムカデゴケ科
- ムクロジ科
- ムラサキ科
- メギ科
- モウセンゴケ科
- モクセイ科
- モクマオウ科
- モクレン科
- モチノキ科
- ヤシ科
- ヤッコソウ科
- ヤドリギ科
- ヤナギ科
- ヤブコウジ科
- ヤマグルマ科
- ヤマゴボウ科
- ヤマトグサ科
- ヤマノイモ科
- ヤマモガシ科
- ヤマモモ科
- ユキノシタ科
- ユリ科
- ラッパタケ科
- ラン科
- リムノカリス科
- リュウゼツラン科
- リュウビンタイ科
- リョウブ科
- リンドウ科
- レンプクソウ科
- ロウバイ科
日本の花のページへ
写真で見る日本の動植物
オカヤドカリ
ヒトが自然から切り離されてしまうことほど悲しいことはありません。自然と断絶してしまうことは、とても心が痛むこと。花を愛で、草木の緑で和み、鳥達の声に耳を傾け、昆虫達の動きに目を見張り、動物達の存在に色々な意味で胸ときめかせ、また畏怖を感じる、それこそが自然の一部である「ヒト」本来のあり方なのではないでしょうか。
自然が全くの手付かずの状態であるに越したことはないですが、「ヒト」が人でいる限り、文明的な生活を営もうとする限り、極端に過去に戻ってしまう必要も無いですし、今更戻れるものでもないでしょう。けれども、動物達にも植物達にも、そして勿論私たち人間達にも幸せな在り方は、きっとある筈です。
エゴではなく、傲慢でもなく、謙虚さや理性や賢さでその道を模索出来るのは、自然を破壊してしまうだけの「科学力」と「智慧」と「知識」を持った私たち人間なのかもしれません。いえ、むしろ、無限永遠無尽蔵だと勝手に思い込み、好き放題やってきた人間にこそ、その責任があるのではないでしょうか。数多くの動植物が絶滅してきている現在、もしかすると、今が最後のチャンスなのかもしれません。ものごとには原因があるから結果があるのです。人間達によって、地球規模で自然の破壊が行われ、それが異常気象などという形で、そのまま人間に還ってきているこの現況で、今こそ合理主義、利益優先主義から脱却し、「私達も自然の中の一員である」ということを再認識し、物質的のみではなく、精神的にも豊かに暮らすために、何かをすべき時なのではないでしょうか。まさに「破壊と再生」「滅亡と繁栄」、その分岐点に私達は居るのではないかと思うのです。
皆さんはどう思われますか?