宮崎県

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宮崎県の自然・観光スポット

都井岬

県南部、日向灘の下にある太平洋に突き出した岬。冬でも穏やかな気候で、ソテツが自生している。ソテツが自生する場所としては最北の地。「御崎馬」と呼ばれる野生の馬がいる。

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高千穂峡

高千穂峡は、数万年前の阿蘇山噴火の際、五ヶ瀬川に沿って流れた溶岩流が急激に冷えて固まり、さらに長い年月をかけて川の流れがそれを侵食したことによって出来上がった峡谷。平時、水の流れはあくまで穏やかだが、荒々しく削られた両岸に深い緑色を湛えた水が、神々が舞い降りる地とも呼ばれるこの高千穂にあって、とても厳かで神秘的な雰囲気も漂わせている。

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日南海岸

日向灘に面して美しい海岸線がどこまでも続く日南海岸は、日本で最も美しい海水浴場の一つともいわれる青島海水浴場や、神聖な場所であるためにかつては祭日以外には一般の人の立ち入りが禁じられていたという青島神社、鵜戸神宮、都井岬など魅力あふれるスポットが点在する海岸。宮崎市青島付近から鹿児島県志布志町までの約140Kmにわたって風光明媚な海岸線が続く。

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鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)

古第三紀中盤から新第三紀前半にかけて(およそ3000万年前~1500万年前)海中で出来上がった油津層群と呼ばれる砂岩と泥岩が交互に重なった層が地殻変動などで隆起し、さらに長い時間をかけて波に浸食されて出来上がったのが、鬼の洗濯板。干潮時には沖合い100メートルほどまでに渡って広がる太古の記憶、荒々しくも繊細で妙なる自然の造形美を間近で堪能できる。青島周辺から戸崎鼻、巾着島に至る間(JR青島駅~小内海駅)の約8キロに渡る海岸線で見ることが出来る。定番のスポットは青島周辺だ。

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小布瀬の滝

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宮崎県の神社・仏閣

高千穂神社

創建は1900年前にさかのぼるという高千穂神社は、「高千穂皇神社」として「続日本紀」にもその名が見られる歴史ある神社だ。古来「十社(じっしゃ)大明神」、「十社宮」などと呼ばれてきたが、明治4年(1871年)に「三田井神社」、更に明治28年(1895年)に現在の高千穂神社となった。天孫降臨の地である高千穂の八十八社の総鎮守。緑深い境内、長い時間を刻んできたもののみが持つ、奥ゆかしさと荘厳さがそこかしこに漂っている。近くの天岩戸神社もそうだが、気というか大地のパワーというか、辺り一体に立ち込める「清浄」が心の中をも浄化してくれるような気分になる場所だ。

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鵜戸神宮

地元の人々に「鵜戸さん」と親しまれる鵜戸神宮は、太平洋に突き出した鵜戸崎の突端にある洞窟の中に鎮座する神社だ。日南キャンプの際に広島カープの監督や選手が参拝する神社としても知られている。鵜戸神宮は、多くの神社が階段を上って参拝するのに対して、階段を下りて参拝する全国的にも珍しい神社で、群馬県富岡市にある貫前神社(ぬきさきじんじゃ)、熊本県阿蘇郡高森町にある草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)と並ぶ日本三大下り宮の一つに挙げられている神社だ。縁結び、安産、夫婦和合、育児、そして海上安全にご利益があるという。

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青島神社

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野島神社

野島神社の境内に生える樹齢300年のアコウ。高さ15メートル、幹周6m90cm。

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天岩戸神社

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岩崎稲荷神社

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宮崎県の城

飫肥城

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宮崎県の古い町並み・名所・旧跡・歴史観光スポット

飫肥の町並み

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坂元棚田

飫肥の町からおよそ15km、車で約15分ほどの場所にあるのが、「日本の棚田百選」にも選ばれている坂元棚田だ。標高988.8mの小松山の南側斜面にずらりと長方形をした田んぼが連なる様子は圧巻。その殆どが1928年(昭和3年)から1933年(昭和8年)にかけて開墾されたものだ。自然石を割って垂直に積み上げて作られたという石垣は力強くどっしりとそれぞれの田んぼを守る。

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めがね橋

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宮崎の食べ物

宮崎の郷土料理 宮崎のグルメ

冷や汁

冷や汁(冷やし汁)は焼いてほぐしたアジやイワシ、イリコ等をすり鉢であたり、胡麻やピーナッツを加えて練ったものをヘラなどに塗って火で炙り、冷やした出汁で伸ばして、ほぐした豆腐、キュウリやネギ、シソ、ミョウガなどの薬味を入れて、温かいご飯(本来的には麦飯)にかけたもの。その発祥は鎌倉時代とも言われ、宮崎では、主に宮崎平野の農村部において、農作業の忙しい夏の暑い時期に、手軽に食べられて食欲も湧く料理として伝えられ、食べ継がれてきたものだ。かつては宮崎でも一部地域で食べられていた冷や汁も、現在では県内のほぼ全域で見られるポピュラーなメニューとなっている。

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味噌なます(みそなます)

イワシや鯵などの魚を三枚におろし、包丁で小骨が細かくなるまでよく叩いて、味噌、生姜、ネギ、シソ、にんにくなどを加え、よく混ぜて最後に唐辛子をふって完成。そのままやご飯にのせて頂く。味噌たたきとも。

肉巻きおにぎり

醤油ベースの甘辛い秘伝のタレに漬け込んだ地元宮崎県産の豚肉で、同じく宮崎県産のお米を炊いて俵型に握ったおにぎりを包み、炭火で焼いたのが肉巻きおにぎり。元々は居酒屋の従業員の賄いとして考案されたもの。それが人気をよんで、今や全国区のご当地グルメとなった。

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地鶏の炭火焼

全国の出荷量の約6分の1にあたる年間約1億羽のブロイラーを出荷している宮崎県は全国有数の地鶏の生産地。飼料や飼育方法などにこだわり、細心の注意を払って丁寧に飼育された地鶏の肉は、旨みが濃く深い味わいを持つ。中でも炭火の強火でもも肉をしっかりと焼いた「地鶏の炭火焼」は、ジューシーで味わうほどに旨みが溢れるひと品だ。塩のみというシンプルながらも肉の旨みを存分に引き出す極上の味付け、適度にのった脂と炭火で炙られることによってまとわりついた香ばしさ、そして地鶏ならではの歯ごたえが絶品。

地鶏のタタキ・鳥刺し

さっと炙った地鶏のもも肉をスライスして、薬味と共に醤油で頂く。皮目の香ばしさと生の肉の甘み、旨みが絡まり合って舌の上にじんわりと広がっていく。地鶏のタタキは、鶏をしめてから一日以内が美味しく頂けるという期限の短さ。まさに新鮮さが命の、産地ならではのメニューだ。

チキン南蛮

揚げた鶏肉を南蛮酢に漬け、タルタルソースをかけた「チキン南蛮」は、「鶏南蛮」とも呼ばれる延岡市の家庭料理・ご当地グルメだ。今やその存在は全国区。宮崎県外でも、給食や家庭料理、近所の店のメニューとして普通に見かけることもあるポピュラーな一品だ。しかし、さすがは本場宮崎。地元延岡はもちろん、県内全域に数多くの専門店があり、地域の人々は勿論、外から訪れた人の舌を唸らせる。ジューシーに揚がった鶏肉に、甘酸っぱいタレとタルタルソースが絶妙に絡むその味は、舌と記憶に刻み込まれる圧倒的なものだ。

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ぬた芋(ヌタ芋)

ぬた芋は、茹でた里芋に、同じく茹でた里芋を伸ばして味噌、みりん、生姜、ゴマなどで味を整えたものを「ぬた」のように和えたもの。小さな里芋を有効に利用する先人の知恵が光る郷土食だ。

レタス巻き

レタス巻きはご飯にレタス、茹でた海老などを入れてマヨネーズで味付けし海苔で巻いた宮崎発祥の巻き寿司。スーパー、コンビニエンスストア、惣菜店、道の駅などで売っている。

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ごんぐり煮

ごんぐりとはマグロの胃袋のこと。このごんぐりを煮つけた「ごんぐり煮」は、マグロの水揚げが多い県南の油津、大堂津、目井津エリアで昔から食べられてきた漁師料理だ。一口大に切ったごんぐりを炒め、出汁、醤油、味噌、酒、味醂、砂糖、生姜などを入れて煮こんで作る。コリコリとした食感と独特の旨みを持ち、噛めば噛むほどに味が滲み出してくる一品。ごんぐりを揚げた「ごんぐり揚げ・ごんぐりの唐揚げ」も。

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魚うどん

油津の名物・魚うどんは、小麦粉の代わりにアゴ(トビウオ)などの魚のすり身を使って作ったうどん。元々は食料の乏しかった戦時中に、代用食として作られ食べられていたものだ。すり身に卵を加えて混ぜ合わせ、さらに水溶き片栗粉、小麦粉、塩などを入れすり合わせた後、熱湯の中に突き出し、水でさらし、それにアゴやシイラなどで取ったダシをかけて頂く。油津港近くの飲食店ほか日南市漁協内市場で開催されている「港あぶらつ朝市」で食べることができる。

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めひかりの唐揚げ

水深300m~600mの深海に棲むメヒカリは、さっぱりとした白身の魚で、キスなどにも似た上品で旨みのある魚。正式名称はアオメエソというが、目が大きく、キラキラと輝いているためにメヒカリの名がある。三陸以南の太平洋岸で獲れ、日向灘でも多く水揚げされる。脂が程よくのっていて、塩で食べると美味。

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飫肥天

城下町・飫肥の名物「飫肥天(おび天)」は、鯵、イワシ、鯖、シイラ、トビウオ、サワラなどの魚を丸ごとすり身にし、豆腐、黒砂糖、酒、味噌などを加え、手の平で丸めて揚げたもの。黒砂糖が入っている為に、濃茶色の見た目となる。揚げたてアツアツの美味しさは格別だ。

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船夫焼・せんぷ焼・浜焼船夫(はまやきせんぷ)

すり身にした魚に、豆腐、黒砂糖、酒、味噌、醤油、卵などを加えて、焼いたもの。材料はほぼ飫肥天と同じだが、油で揚げる代わりに、焼いてあるので、よりサッパリあっさりとしている。

あげみ

日向灘で獲れる新鮮な鯵やイワシ、ハモ、えそ、太刀魚、ヒメイチ、シイラなどの魚の内臓とウロコをとって骨ごとミンチにし、塩、酒などで味付けをして揚げたもの。延岡市の北東12kmの沖合にある島、島浦島(島野浦・しまんだ・しまうら・しまのうら)の漁師に伝わる郷土料理。島では各家庭に魚をミンチにする道具があり、自家製のあげみを作るという。シンプルな味付けで引き立つ魚の風味と歯ごたえがいい。そのままでも美味しく、さっと炙っても、煮つけても、おでんにしても美味しい。アカモク(海草)入りの「アカモクあげみ」というものもある。

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たたっこ

アジやいわしなどの新鮮な魚を包丁で粘りが出るまで叩き、細かくして味噌やネギ、生姜、玉ねぎ、唐辛子などを加えたもの。生のままや、焼いて魚ハンバーグのようにして食べる。アジやイワシのほか、イカやタコなどを使って作ることも。島浦島で主に食べられている郷土料理。

茶漬け

鯛やブリ、鯵などを三枚におろして刺身よりやや薄目に切り、酒と砂糖を混ぜたものに20~30分程漬け込んだあと、醤油、卵を入れてよくかき混ぜ、ゴマとネギのみじん切りをちらして熱いご飯の上に汁ごとのせて頂く。かつて、祝の席でよく食べられたという料理。茶漬けと呼ばれるが、実際にはお茶をかけないのが特徴で、味は甘め。

魚寿司(魚ずし)

魚寿司とは鯖や鯵などを使って作る姿寿司のことで、いわゆる鯖寿司、鯵寿司の事。鯖、鯵のほかイワシ、カマスなども使われる。宮崎沿岸部、特に江戸時代に天領地であった門川町の名物となっている。

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宮崎の菓子

宮崎の郷土菓子 宮崎のスイーツ

チーズ饅頭

饅頭の餡にチーズという斬新な組み合わせの菓子。一見ミスマッチなこの異色の組み合わせも、食べてみると違和感なくマッチ。それもそのはず、饅頭というものの、皮はしっとりとしたクッキーのようなタイプ。さっぱりとしていて甘さも程よい。チーズも植物性のチーズを使用しているので身体にもヘルシー。宮崎では知らぬ人はいないとまでいわれる人気の県民的菓子なのだ。

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宮崎の風景

大根やぐら

幸島