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鵜戸神宮

鵜戸神宮

洞窟の中にある神社

地元の人々に「鵜戸さん」と親しまれる鵜戸神宮は、太平洋に突き出した鵜戸崎の突端にある洞窟の中に鎮座する神社だ。日南キャンプの際に広島カープの監督や選手が参拝する神社としても知られている。参拝の際に、選手達が本殿前にある霊石「亀石」の窪みの中に向って「運玉」投げをしている姿をニュースなどでご覧になったことのある方も多いだろう。ちなみにこの「運玉」投げとは、亀石に開いた窪みに向って、男性は左手、女性は右手で願いを込めて直径2センチほどの素焼きの「運玉」を投げ、見事穴に入ったら願いが叶うといわれているもの。男性が左手、女性は右手で投げるのは陰陽道から来ているものという。かつては硬貨が投げ入れられていたというが、1954年(昭和29年)から地元の小学生が作る「運玉」が使われるようになった。「運玉」は本殿の脇で、5個セットで100円で売られている。

この鵜戸神宮は、多くの神社が階段を上って参拝するのに対して、階段を下りて参拝する全国的にも珍しい神社で、群馬県富岡市にある貫前神社(ぬきさきじんじゃ)、熊本県阿蘇郡高森町にある草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)と並ぶ日本三大下り宮の一つに挙げられている神社だ。興味深いのはいずれの神社もパワースポットとしても知られているということ。下りていく、という立地条件に何か特別なものがあるのだろうか。興味のある方は実際に足を運んでみてはいかがだろう。

主祭神は彦波瀲武盧茲草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)。縁結び、安産、夫婦和合、育児、そして海上安全にご利益があるという。

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霊石亀石

注連縄が張られているのが霊石といわれる亀石。海神の娘・豊玉姫が海神宮(わたつみのみや)からやって来た際に乗った亀が石となったものという。この亀石の上の窪みにむかって「運玉」を投げる。見事玉が入れば願いが叶うといわれる。

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Japan Web Magazine 編集部

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