おすすめの一枚　3月の風景

あの日の夜、都心で働く多くの人がそうであったように、仕事場から家にむかってただ黙々と歩いていた。 普段は都内にいることが多いのにもかかわらず、あの日に限って横浜で仕事をしており、桜木町で帰宅手段を失ったため、上野のそばに

鹿児島と屋久島の間を1日1往復、約4時間で結ぶフェリー屋久島2が桜島をバックに出港の時を待っている。 1993年4月に就航したこのフェリーは、旅客や車両を積んで、太平洋の海原を渡っていく。九州本土から屋久島に向かう人たち

時折冷たい雨が降る日もありながら、それでも少しずつ強くなる春の気配。3月初旬の良く晴れたある日の午後、江の島シーキャンドルから見る風景。 夏には人でごったがえす湘南の海岸も人はまばらで、砂浜にさらさらと打ち寄せる小さな波

そこには、奇跡のような風景が広がっていた。五重塔に富士山。まさにこれぞ「日本」という景色。 山梨県富士吉田市の富士急行線「下吉田駅」から歩いて約10分の場所にある新倉富士浅間神社は、知る人ぞ知る富士山の名鑑賞スポット。空

海岸にほど近い国道沿いに、地元周辺の海で水揚げされた新鮮な魚介類を売るお店がいくつも立ち並び、賑わいを見せる新潟県寺泊の市場通り「魚のアメ横」。都内にも店を構える角上魚類や山六水産、寺泊中央水産など、ずらりと並んだ活気あ

夜明けの首都高速中央環状線。整然と並ぶ街灯が綾瀬川の水面に写りこむ。 利根川水系中川の支流である綾瀬川は、埼玉県桶川市に源を発し、草加市、越谷市などを流れ、様々な支流の流れをあわせながら、東京の足立区に入る延長49キロメ

時折行きかう自動車と、通勤通学帰りの自転車を除けば、あまり通り過ぎるものもなく、とても静かな時間が流れている。道路がアスファルトであることと、突き当りに街灯が照っていることを除けば、江戸時代にタイムスリップしたのではない

京成稲毛駅から徒歩約5分の場所にある稲毛浅間神社は、808年（大同3年）に創建されて以来、1200年以上の歴史を誇る神社。富士山のお膝元、静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社から祭神を勧請し、この地に祀ったのがその始ま