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納沙布岬

納沙布岬

白亜塔形の灯台

北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒、北海道根室市にある納沙布岬は、離島を除いた日本の最東端にある岬。北海道で一番早い日の出を見られる場所として有名なスポットで、特に元旦には各地から沢山の人が集まる。ちなみに納沙布の夏至の日の日の出時刻は午前3時36分頃。これは例えば沖縄の那覇(同5時38分頃)と比較すると約2時間も早い時間となる。納沙布(のさっぷ)とは、元々岬のそばにあったアイヌ人集落の名前でアイヌ語で岬の傍らを意味する「ノッ・サム」が転じたもの。

納沙布岬

納沙布岬灯台

岬の突端に立つ白亜塔形の納沙布岬灯台は、1872年(明治7年)8月15日に初点灯された、北海道で最も古い洋式灯台。(建築当時のまま現存のものとしては石狩灯台が最古)設計は「日本の灯台の父」と呼ばれたスコットランド人の建築技師・リチャード・ヘンリー・ブラントン。周辺海域は暗礁や浅瀬の多い航海の難しい場所で、灯台建設が求められていたという。納沙布岬灯台は、納沙布岬のシンボル的存在であり、納沙布は「北海道灯台発祥の地」でもあるのだ。

納沙布岬
納沙布岬

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納沙布岬

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