日本平

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静岡県静岡市、世界遺産の「三保の松原」からほど近い場所にある日本平は、標高約300メートルほどの丘陵地帯に広がる景勝地。日本観光地百選で1位に選ばれたこともある名勝だ。有度山(うどやま)を中心に、広葉樹林が広がる中、茶畑やミカン畑が点在する。

標高はそれほど高くないが、眺めの良いことで知られ、特に、富士山の眺めは素晴らしい。空の澄んだ冬の日などには、美しい稜線の富士山と清水港、清水の町を一望のもとに見晴らすことができる。夜景スポットとしても知られ、港や船の光と町の明かりが煌めく様がよく見え、訪れる人の目を楽しませる。

日本平山頂には、久能山東照宮の西側にある久能山駅までを約5分で結ぶロープウェイの乗り場があり、このロープウェイからの眺めも絶景。屏風谷から、晴れている日には駿河湾から遠く伊豆半島、御前崎までを望み、太平洋と山並みを眼下に四季折々の風景を満喫できる。

周辺には、この久能山東照宮のほか、日本平動物園、清水エスパルスの本拠地「日本平スタジアム」、龍華寺、すんぷ夢ひろば、静岡県立美術館、芹沢銈介美術館、日本平お茶会館など見所が点在、春から秋にかけて、いちご狩り・みかん狩り・お茶摘みなどの体験も楽しめる。

日本平の名の由来

その昔、日本武尊(ヤマトタケル)が東征の折、草薙の原で地元の豪族の手によって付けられた野火により窮地に陥った際、「三種の神器」の一つ「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」を抜いて草を薙ぎはらい、火の勢いを変えて敵を倒して平定した後、この山の頂上に登り、四方を眺めたところから「日本平」の名で呼ばれるようになったといわれている。

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