山梨の馬刺し
公開日: 2013年2月12日 | 最終更新日 2024年3月25日
甲州の桜肉
山梨は、熊本や長野、青森、福島などと並ぶ馬肉消費地域。
江戸幕府によって整備された「五街道」の一つで、江戸と甲斐(現・山梨県)を結んだ甲州街道が通っており、また江戸時代に盛んであった富士講(富士山信仰)の人々が富士山に詣でる際の荷揚げ用に用いられたことから馬が生活に関わっていたことから、自然と馬肉食の文化が生まれ、馬肉料理が発展したといわれています。
低カロリー高タンパク、健康にもよいといわれる上質な馬肉を刺身にし、おろしショウガやおろしニンニクと一緒に醤油をつけて食べます。生の食感とその味わい、旨味は好きな人にとってはたまらないもの。加えて、生で食べることによって、加熱すると壊れてしまうビタミンや酵素類も摂取できるのです。馬刺し以外にも山梨の馬肉料理としては、富士吉田地域で食べられている「吉田のうどん」にも馬肉が用いられています。