山梨の馬刺し
公開日: 2013年2月12日 | 最終更新日 2024年10月4日
魅惑の甲州の桜肉
山梨は、熊本や長野、青森、福島などと並ぶ馬肉消費地域として知られています。
江戸幕府によって整備された「五街道」の一つで、江戸と甲斐(現・山梨県)を結んだ甲州街道が通っており、また江戸時代に盛んであった富士講(富士山信仰)の人々が富士山に詣でる際の荷揚げ用に用いられたことで「馬」が生活に深く関わっていたことから、自然と馬肉食の文化が生まれ、馬肉料理が発展したといわれています。
低カロリー高タンパク、健康にもよいといわれる上質な馬肉を刺身にし、おろしショウガやおろしニンニクと一緒に醤油をつけて食べます。
生の食感とその味わい、旨味は好きな人にとってはたまらないもの。
加えて、生で食べることによって、加熱すると壊れてしまうビタミンや酵素類も摂取できるのです。馬刺し以外にも山梨の馬肉料理としては、富士吉田地域で食べられている「吉田のうどん」にも馬肉が用いられています。山梨に足を運んだ際には、ぜひ馬刺しと馬肉料理を堪能してみてくださいね。