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函館山

函館山

100万ドルの夜景

北海道の玄関口「函館」を代表する観光スポットの一つ「函館山」は、函館湾を囲むようにして海に突き出た半島にそびえる標高334メートルの山。実際には、「函館山」という一つの山ではなく、展望台のある御殿山(標高334メートル)をはじめ、薬師山(標高252メートル)、つつじ山(標高306メートル)、汐見山(標高206メートル)、八幡山(標高295メートル)、水元山(標高280メートル)、鞍掛山(標高113メートル)、地蔵山(標高286メートル)、入江山(標高291メートル)、エゾダテ山(標高129メートル)、観音山(標高265メートル)、牛の背山(標高288メートル)、千畳敷(標高250メートル)という13の山々の総称で、牛が寝そべっているようなその姿から別名・臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれている。

函館山は標高334メートルと小さな山ながら、海沿いにあり、周囲を遮るものがないのでその眺望が素晴らしく、晴れている日中なら函館市街はもとより、駒ヶ岳や亀田半島先端の恵山、遠く津軽半島の山々まで望むことができる。また、夜になると100万ドルの夜景と形容される、くびれた地形に光り輝く市街地の灯りと漁火が美しく、神戸の摩耶山掬星台、長崎の稲佐山と共に「日本三大夜景」の一つに、また香港、ナポリと並ぶ美しい夜景として「世界三大夜景」の一つにも数えられている。また、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の改訂第二版で「函館山からの眺望」として三ツ星にも選ばれている。

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函館山
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函館山山頂展望台

ロープウェイ山頂駅に直結して、展望台、レストラン、カフェ、お土産店などがある。レストラン「ジェノバ」では、約15席ある窓側席の内、1日三組限定で夜景を見ながらコース料理を楽しめるロープウェイ付きのプランを実施。料理・ロープウェイ往復チケット料金込みで一人6500円~。

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函館市内から見た函館山

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Japan Web Magazine 編集部

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