生きている間に一度は見たい!美しい日本の湖の絶景
公開日: 2022年11月14日 | 最終更新日 2024年1月3日
![美しい日本の湖の絶景](https://japan-web-magazine.com/wp-content/uploads/2022/11/beautiful-lakes.jpg)
日本にある湖の数
面積日本一の「琵琶湖」、かつては透明度世界一を誇った「摩周湖」、深さ日本一の「田沢湖」、日本一高いところにある「中禅寺湖」、世界遺産の「富士五湖」など、日本には有名な所からあまり知られていない所まで大小さまざまな湖があります。一体、日本には幾つの湖があるかご存じでしょうか?
結論から言ってしまうと、その数は一定ではありません。それはなぜか?そもそも湖とは、「周囲を陸に囲まれ、中に水を湛える場所で、池や沼より大きく、一般的に深さ5メートル以上のもの、海と直接つながっていない場所で、繋がっていても周囲の多くを陸地に囲まれている場所」といった定義があり、その成立の仕方、成因により構造湖(地溝湖、断層湖、褶曲湖など)、氷河湖、火山湖(カルデラ湖、火口湖、火山噴火による堰止湖など)、海跡湖、河跡湖などに分類されるのですが、湖であっても沼や潟、浦、釜といった名称で呼ばれるものがあったり、深さなども5メートルより浅い湖があるなど、定義や分類によってその数が変わるからなのです。汽水湖(海水と淡水が混じった塩分を含む湖)や人造湖(ダム湖等)を含めるかどうかでも数字は変わってきます。(参考までに面積1ヘクタール(0.01平方キロメートル)以上の湖沼の数で様々な文献やサイトをチェックすると480前後の数字が出てきます。)
湖は身近な存在?
ところでそんな「湖」と聞いて、とても身近に感じる人と、あまり身近ではないという人にわかれるのではないでしょうか。
前者は湖の周辺や近隣に住んでいる人。例えば日本最大の琵琶湖周辺には長浜市、米原市、彦根市、大津市、高島市などがあり、それぞれ約11万人、3万6千人、11万人、34万人、4万5千人の人々が暮らしているので、実際に湖で生計を立てている漁師さんや湖に関わりのある飲食、観光・レジャー関連等に従事している人なども含め、琵琶湖はとても身近な存在であり、暮らしにも密着している、という人が多いに違いありません。琵琶湖以外にも湖畔や周辺地域に人が多く暮らす湖は霞ヶ浦、浜名湖、諏訪湖、宍道湖など、幾つもあります。
さらに、周辺や近隣に住んではいなくとも、湖が好きでよく遊びに行くという人もいるでしょう。別荘を持っていたり、船などを持っていたり、キャンプやBBQ、釣りに行ったり、と「年に何度も足を運ぶよ」という人も結構いるのではないでしょうか。最近ではスタンドアップパドルボード(SUP)や淡水のダイビングなども人気ですよね。
![夏の本栖湖 山梨](https://japan-web-magazine.com/wp-content/uploads/2022/11/lake-motosu-ko-in-summer-yamanashi-japan-700x466.jpg)
一方で、近くに住んでいる訳でもないし、レジャーといえばもっぱら山や海、もしくはテーマパークで、湖にはあまり行かないという人も当然いるに違いありません。年単位で湖を見てない、という人も相当数いそうですね。
アウトドア派であるとか、仕事で方々に出かける必要がある、というのでもない限り、人間の生活圏や行動範囲は意外に限られているので、湖とは全然縁がないという人も意外に多いのかもしれません。わざわざ出かける「理由」や「魅力」がなければ、他の魅力的な場所や施設に足が向くのは当然です。
というわけで、今日は湖にはあまり行かない人、湖がそれほど身近ではない人、そんな方々に「今度は久々に湖に行ってみようかな」と思っていただけるかもしれない、「わざわざ湖に出かける」理由や魅力になりそうな、日本の湖の絶景、湖のある美しい風景をお届けしましょう。
海とはまた違った、水のある風景の魅力。ざぶんと波打つ迫力は海ならではの風景ですが、湖越しの山の向こうに沈む夕陽と湖に反射する夕焼け空などは、海では中々見られない「湖」でこその絶景かもしれません。穏やかで静かで透明感のある風景、時には風が殆どなく、周囲の風景を映しこんで鏡のように反射する「湖」でこその風景。朝日や夕陽を反射して煌めく光景。朝靄(あさもや)や夕霧に包まれ、静寂の中にある湖。極寒の中凍り付いて真っ白な世界となる北の冬の湖。そんな湖ならではの美しさに溢れる風景をご覧ください。
湖のある風景 1度は見たい!美しい日本の湖の絶景
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雨の秩父湖 埼玉
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![田沢湖 早朝の幻想的な風景 秋田](https://japan-web-magazine.com/wp-content/uploads/2022/11/lake-tazawa-ko-in-akita-japan-3-700x466.jpg)
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まとめ
日本の湖の絶景、湖のある美しい風景をお届けしました。大海原の迫力ある風景や波しぶきと夕焼けの絶景といった「海の風景」とはまた違った魅力にあふれる湖の風景。特に女性には髪の毛や肌がべたべたしない、というメリットもあり、風の強い海に比べると風が静かな湖も少なくない(これは天候や時期、場所にもよりますが)ので、髪型や服装も乱れにくいという利点もありそうです。
清々しい朝の風景やロマンティックな夕焼けの風景、爽やかな夏の昼間の景色、寒いながらも透き通るような冬の景観など、湖のある風景、ぜひ直接見に出かけてみて下さいね。特に、湖畔にキャンプ場のある本栖湖や木崎湖、野反湖のような湖であれば、時間と共に移ろいゆく絶景をゆったりのんびりと堪能することができるのでオススメです。
ちなみに、暖かい日や温暖な季節であっても、北海道や東北地方などの北にある湖や高原にある湖は、朝晩はぐっと冷え込むことも多いですし、秋や冬の湖は想像以上に寒いことも多いので、お出かけの際にはダウンの上下や手袋、帽子、カイロ、温かい飲料など、寒さの対策は十分にして下さいね。(特に真冬の朝の北海道の湖は極寒です!)