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冬の奥入瀬渓流

冬の奥入瀬渓流

白色清明

静かな森の中の美しい渓流として知られる「奥入瀬渓流」は、十和田湖畔の子ノ口(ねのくち)から焼山まで、距離にしてわずか約14キロメートル程を流れる小さな清流です。特に、新緑の季節や紅葉の頃にはその景観の美しさで多くの人々を魅了する奥入瀬渓流ですが、冬ともなるとその装いも一変します。平和で穏やかな心地よい緑色の初夏や、絢爛豪華な錦秋の世界から、訪れる人も少ない寂寂たる白銀の世界へと変わるのです。

雪は降り積もって全てを覆い隠し、色と音を吸い込んでいきます。それは美しく透明でありながらも、熱の無い静止した世界です。躍動するように生い茂っていた葉もなく、幹はじっと寒さに耐えるのです。

しかし、渓流の清冽な水の流れは厳寒の冬の季節においても、そこに脈々と命が息づいている事を予感させます。雪をかぶった木々の枝々にも確かに春を待ちわびる命の膨らみが鼓動しているのです。土の中や岩の下にも、暖かくなるのを今か今かと待ちながら、眠りについている命の脈動があるのです。

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冬の奥入瀬渓流
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冬の奥入瀬渓流
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新緑の奥入瀬渓流

冬の奥入瀬渓流

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冬の奥入瀬 雪の奥入瀬渓流 まとめ

写真でもわかる通り、新緑や紅葉の頃と比べると、色味の少ないモノトーンの風景になる冬の奥入瀬渓流。寒くて暗くてややもすれば寂しい雰囲気もありますが、一方で観光客も少なく、静かでとても清らかで美しい絶景を独り占めできる可能性も高く、とてもおすすめです。当然ながらとても寒いので防寒には気を付けてくださいね。ダウンを着ていれば身体は大丈夫ですが、頭や足元、首筋、そして手の防寒も十分な対策をしてください。上下に極暖のインナーを着ているとより安心です。

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奥入瀬渓流

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Japan Web Magazine 編集部

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