新井薬師にて 東京の三月の風景
公開日: 2015年3月16日 | 最終更新日 2023年9月27日
東京の風景 三月の風景
東京都中野区にある梅照院は真言宗豊山派の寺院。一般には新井薬師と呼ばれ親しまれている。江戸幕府2代将軍徳川秀忠の五女で後水尾天皇中宮の和子(東福門院)が、この新井薬師のご本尊「薬師如来」に眼病平癒を祈願したところ回復、以来、特に眼病治癒のご利益があるとして有名になった。
中野区にある寺院としては最も大きな寺院の一つで、西武新宿線の駅名にもなっており、近隣のみならず、遠くからも参拝客が訪れる。この日も、平日の午前中であるにもかかわらず、お年寄りを中心に幾人もの人が参拝にやってきていた。穏やかな早春の日差しの中、静かに繰り返される所作。何がどう、ということではないのだが、実に美しい。枝先で膨らむ蕾が花を咲かせるのももう少しだ。
撮影場所
新井薬師 梅照院
所在地: 〒165-0026 東京都中野区新井5丁目3−5
アクセス: 西武新宿線新井薬師前駅から徒歩6分。または中野駅から徒歩15分。
創建年: 天正4年(1586年)
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