夏の朝の根津神社　根津の絶景　夏の東京の風景

公開日: 2023年7月11日 | 最終更新日 2023年7月11日

江戸時代の風情を残す谷根千の神社

東京都文京区根津にある根津神社は、徳川家ゆかりの神社。

細い路地が幾つも交差して昔ながらの風景を今に残し、狭いながらも独特の美しさを醸し出す「東京の下町」の中でも有名かつ人気のエリア「谷根千（谷中・根津・千駄木）」にありながら、広々とした境内と自然豊かな環境は、いつ訪れても心からほっと出来るような平和で静かなもの。

特に平日の午前中ともなれば、地元の人が散策の途中にのんびりと休んでいたり、時折訪れる観光客が思い思いに写真を撮っていたりと、長閑でとても穏やかな光景が広がっています。

歴史好きなら江戸時代に想いを馳せて、建物好きなら国の重要文化財にも指定されている権現造りの壮麗な社殿や門をじっくり眺めながら、自然好きなら江戸時代から明治、大正、昭和、平成、令和へと、時代の風景の移り変わりを見てきているであろう木々と共に、しばしゆっくり時を過ごすのもおすすめです。

今日はそんな根津神社の夏の風景をお届けします。朝から30度超えの暑さの中、訪れる人もまばらな境内は、木々の緑も目に鮮やかに、虫の鳴き声も耳に賑やかに、生き生きとした自然と、落ち着いた雰囲気の交じり合う夏ならではの光景が広がっていました。

夏の根津神社　根津神社の夏の朝の風景

根津神社の境内にある末社「乙女稲荷神社」。朱色の美しい千本鳥居で有名です。

1706年に造営された社殿は「権現造り」と呼ばれる本殿と幣殿と拝殿が一体となった壮麗なもの。細やかな装飾も見逃せません。

根津神社へのアクセス

根津神社へのアクセスは、東京メトロ「千代田線」の根津駅から徒歩で5分ほど。千駄木駅からでも、のんびり歩いて10分程度で到着します。周辺には、うどんやソバを初め、その日の気分や好みで飲食が選べそうな飲食店や、カフェなどが数多くあり、チェーン店、コンビニなどもあるのでとても便利。根津神社のすぐそばを通る「不忍通り」は、都バスの便も良く使いやすいので、真夏の暑い日には都バスの一日券を購入して、気軽に乗り降りできる都バスでの移動もおすすめです。