浅草にサンバのリズムが鳴り響く
公開日: 2014年8月25日 | 最終更新日 2023年9月19日
一年を通して国内外から多数の観光客(約4,382.9万人 平成24年度・台東区統計)が訪れる東京屈指の観光スポット、浅草で23日、「浅草サンバカーニバル」が開催され、そこかしこに江戸情緒の残る歴史とグルメと演芸の町に、南米生まれの陽気なサンバのリズムが鳴り響いた。
「浅草サンバカーニバル」は、1981年に第一回が開催されて以来、例年8月の最終土曜日に開催(2011年度は東北大震災の影響で延期となった隅田川の花火と日程が重なった為に中止)され、今年で33回目を迎える日本最大のサンバカーニバルとして知られるイベント。
世界的に有名なリオのサンバカーニバルにならい、パレードの内容を審査員や沿道の観客が投票、順位を競うスタイルで、東京や千葉、横浜、大阪などを拠点に活動するチームが参加、全体のコンセプト、衣装や振付、アレゴリアと呼ばれる山車の装飾などに工夫を凝らし、優勝を競い合う。
華やかな衣装やダイナミックな踊り、楽しげな歌とリズムの洪水に、参加者のみならず、観客たちも思わず知らず笑顔になってしまう賑やかで楽しいイベントだ。
今年は、22団体、約4,700人が参加。沿道に詰めかけた約49万5千人(主催者発表)の人々が夏の終わりの一日を楽しんだ。