葛西臨海水族園に行こう!
公開日: 2010年6月23日 | 最終更新日 2023年6月12日
東京湾にある水族館
2200tのドーナツ型大水槽を泳ぎ回るマグロ達が人気の葛西臨海水族園は東京の臨海部江戸川区葛西にある水族館です。東京の海、大西洋、インド洋などの世界の海、深海、淡水など様々な環境に棲息する様々な生物を飼育、展示しています。開園は1989年。開園初年度の入園者数で当時の日本記録を大きく引き離す355万人を記録(それまでの日本記録は1987年度に記録された神戸市立須磨海浜水族園の240万人)して以来、現在に至るまで日本でも人気のある水族館の一つです。
47の水槽に約650種の生物が飼育されています。世界で初めて飼育に成功したナーサリーフィッシュ(コモリウオ)をはじめ、クロマグロ、本マグロ、キハダ(マグロ)、カツオ、ハガツオ、コシナガ、ウツボ、マイワシ、ホウボウ、アオリイカ、スマ、アカエイ、アカシュモクザメ、ネコザメ、マダコ、リーフドラゴン、アメフラシ、カニ類など多種多様な海の生き物が飼育されています。2011年には、南極に棲む魚コオリウオ科の1種オセレイテッド・アイスフィッシュ(ジャノメコオリウオ)という珍しい魚もお目見え。コオリウオはヘモグロビンを持たない為に血液が無色透明でエラが白いのが特徴という珍しい魚で、世界初の飼育展示となっています。また、イワナ、ヤマメ、オイカワ、メダカなどの日本の淡水魚の展示もあります。
ドーナツ型の水槽を回遊するマグロ達。マグロは自分でエラを動かして呼吸することが出来ない為に、泳ぎながら口とエラ蓋をあけて海水を取り込み呼吸するのです。止まると窒息してしまうため、寝る時も泳ぎ続けるとか。ちなみにマグロの泳ぐスピードは最大で時速90キロ(約50ノット)!紡錘形の魚体で大海原をかける、いわば海のスプリンターなのです。
ペンギンの飼育も国内最大規模。フンボルトペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギンなどが飼育されています。楽しそうに泳ぎ回る姿を間近で見ることも出来ます。
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葛西臨海水族園(かさいりんかいすいぞくえん) DATA
- 場所: 東京都江戸川区臨海町6丁目2番3号
- 交通(公共交通機関で): JR京葉線「葛西臨海公園駅」下車徒歩5分。または地下鉄東西線「葛西駅」「西葛西駅」から都バス、京成バスで「葛西臨海公園駅」下車徒歩5分、他。
- 駐車場/駐輪場: 無。葛西臨海公園の駐車場(電話03-3877-0725)・駐輪場(電話03-5696-1331)利用
- 期間: 通年
- 時間: 9:30~16:00(閉館17:00)
- 休み: 水曜日(水曜日が祝日、都民の日の場合は翌日休。)年末年始。
- 料金: 一般700円、中学生250円、小学生以下無料、65歳以上350円(5月4日、10月1日、10月10日は入園無料)
- 支払方法: クレジットカード、電子マネー、QRコード決済等
- 問い合わせ: 03-3869-5152
地図