塔のへつり
公開日: 2008年6月27日 | 最終更新日 2015年7月29日
柱状断崖「塔のへつり」
「とうのへつり」・・・初めて聞くとなんとも不思議なサウンドだ。「へつり」とは南会津地方の方言で「けわしく危険な崖」を意味する。その名の通りの険しい崖が、南会津の東部を流れる「大川」の水や風雨などによって侵食、風化され、独特の形状をもった柱状の断崖となった。駐車場を抜けて土産物屋を眺めながら降りていくと吊り橋が架かっていて対岸に渡れるようになっている。各柱状奇岩には象塔岩、護摩塔岩、九輪塔岩等それぞれ名前がつけられており、中央、舞台岩には虚空蔵尊が奉られ地元の人々の信仰の対象になっている。国の天然記念物。
手前にある土産物店には、地元産の果物や野菜、工芸品などが売られている。
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塔の岪(とうのへつり) DATA
- 場所: 福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林
- 交通(公共交通機関で): 会津鉄道塔のへつり駅から徒歩5分で遊歩道入口
- 交通(車で): 東北道西那須野塩原ICから国道400、121号経由、70km約2時間
- 駐車場: あり
- 期間: 3月中旬~12月中旬
- 問い合わせ: 0241-69-1144
塔のへつり
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