山中湖と富士山の絶景 真冬の富士山と山中湖の美しい風景
公開日: 2020年1月16日 | 最終更新日 2024年10月27日
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冬の山中湖のススメ
富士山が噴火した際に流れ出た溶岩によって、水がせき止められ出来上がったという「富士五湖」。その「富士五湖」の中でも最大の面積を誇るのが「山中湖」です。
富士五湖の中で最も東側に位置し、湖面の標高は約980.5メートルと、富士五湖の中でもっとも高い場所に位置する湖で、人造湖をのぞいた面積4平方キロメートル以上の湖としては、栃木・日光の「中禅寺湖」、群馬の「榛名湖」に次ぐ日本で第三位の高い場所に位置する湖でもあります。
そんな山中湖は、豊かな自然と夏の涼しさ、そして眺望の素晴らしさで知られていて、湖周辺には企業や大学などの保養施設や研修所をはじめ、数多くの別荘などが立ち並んでおり、春から秋にかけての行楽シーズンにはたくさんの人が訪れます。
湖畔には、遊覧船のほか、ボートや釣り、そのほかのウォータースポーツ、ウォーターアクティビティなどを楽しめる様々な施設・設備もあり、湖の周囲や周辺地域には、数多くのホテルや旅館、民宿、レストラン、カフェ、土産物店などが軒を連ねており、国内外から訪れる多くの観光客で賑わいます。
そんな山中湖も、春から秋の行楽シーズンが終わり、寒い冬がやってくると、少し落ち着きを取り戻し静かな時間も増えるのですが、そんな冬の季節こそ「山中湖の絶景」を楽しむにはおすすめの時期なのです。
実は富士山の周辺にあるとはいえ、特に春から夏の時期には富士山が見えないこともある山中湖。「夏場に山中湖を訪れたけど、富士山に一度もお目にかからずに帰ったよ・・・」なんていう思い出を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、独立峰である富士山は周囲の山に守られていない関係上、湿った空気の流れが直接山体にぶつかり、気流が乱れやすく雲もできやすいので天候が変わりやすいことで知られています。特に春から夏にかけては雲ができやすく、例え麓からでも富士山の姿が見えないことも少なくないのです。
一方、冬になると標高が高いこともあって、山中湖周辺の気温はぐっと落ち込みますが、空気が澄んで、湖とその後ろにそびえ立つ美しい富士山の姿を見る事の出来る時間が多くなるのです。
ということで、今日はそんな「山中湖」と富士山の風景をお届けしましょう。
冬の夕暮れの山中湖と富士山の絶景から、湖畔の水の一部が凍結した厳寒の山中湖とハクチョウと富士山。そして雲間から差し込む光に照らし出される幻想的な富士山と山中湖の風景まで、美しい山中湖と富士山の風景をお楽しみください。
山中湖と富士山の風景
メモ
標高が高いため、山中湖周辺の道路は冬場には凍結することも多いので、冬用のタイヤでお出かけの上、運転には十分ご注意くださいね。もちろん防寒対策も忘れずに。