大間町観光ガイド マグロの町「大間」を楽しもう!
Contents
本州最北端の町
東京から直線距離でおよそ650km、青森県の大間町は下北半島の先端にある人口約6,000人ほどの町。天気の良い日には対岸の北海道・渡島半島が見える本州最北端の町だ。大間といえば「まぐろ」というほど、まぐろで知られる町で、津軽海峡の荒波で揉まれた大間マグロは絶品。マグロのほか、ウニ・あわび・イカ、昆布なども特産品。
大間マグロと旬
主に大間崎近海(沖合1~3km)で、一本釣り漁法で捕獲され、水揚げされる大間マグロ。築地市場でも高値がつくのは、ニュースなどでご存知の方も多いだろう。平成25年の築地市場の初セリでは、222キロのマグロになんと1億5,540万円の値がつき、史上最高値を更新したというから驚きだ。
都市部で食べると目が飛び出るほど高価だが、地元で頂けば新鮮で比較的割安。大間マグロは、お寿司屋さんや居酒屋などで食べられるほか、旅館でも提供される。穴場は地元のスーパーマーケット。特に閉店前のタイムセールが狙い目だ。運が良ければ(入荷があってなおかつ、売り切れていなければ)最高品質の大間マグロが驚くほど安い値段で購入できる。ちなみに、町役場によると大間のマグロのシーズンは7月下旬から1月まで。(とはいえその時期に必ず水揚げがあるとは限らないので注意。)シーズン中で、特に水揚げが多いのは8月から11月とのこと。大間までマグロを食べに出かける際は、事前に役場や店などに確認するようにしたい。
大間マグロを購入できる店
- グリーンストア (地方発送OK) 0175-37-2238 大間町大字大間字大間81
- 大倉商店 (地方発送OK) 0175-37-3006 大間町大字大間字大間63-1
- 竹正工務店漁業部 (地方発送OK) 0175-37-4870 大間町大字大間字根田内8-91
- 株式会社 魚忠 (地方発送OK) 0175-37-5353 大間町大字大間字大間平37-367
- まぐろ長宝丸 (地方発送OK) 0175-37-5268 大間町大字大間字奥戸下道22-6
- 最北水産株式会社 (地方発送OK) 0175-37-4407 大間町大字大間字大間平37-411
大間マグロを食べられる旅館・民宿・ホテル
- 大間町温泉海峡保養センター 0175-37-4334 大間町大字大間字内山48-1
- 民宿 海峡荘 0175-37-3691 大間町大字大間字大間平17-134
- マリンハウス くどう 0175-37-2479 大間町大字大間字大間平17-136
- サンホテル 大間 0175-37-2001 大間町大字大間字奥戸下道2
- 民宿 最北端 0175-37-3044 大間町大字大間字割石7-26
- 旅館 なかしま 0175-37-2231 大間町大字大間字大間76-3
- 阿部旅館 0175-37-3536 大間町大字大間字冷水1-3
- 民宿 北の宿 0175-37-2170 大間町大字大間字細間23-13
- 民宿 海翁 0175-37-4879 大間町大字大間字大間平37-412
- 民宿 弁清丸 0175-37-3777 大間町大字大間字大間平37-146
- 民宿 藤枝 0175-37-2905 大間町大字大間字細間24-10
- 体験型民宿 葵 0175-37-4212 大間町大字大間字大間平17-669
- みちのくホテル 大間亭 0175-37-5599 大間町大字大間平38-479
大間マグロを食べられる飲食店
- 浜寿司 0175-37-2739大間町大字大間69-3
- 福寿司 0175-37-4570大間町大字大間75
- いそ舟 0175-37-4502大間町大字細間23
- 海楽 0175-32-1616大間町大字大間78
- 海遊亭 0175-37-3393大間町大字奥戸下道1-2
- かもめ 0175-37-3772大間町大字大間平17-733
- 大間んぞく 0175-37-5633大間町大字大間平17-377
大間町では生のマグロのほか、マグロのシチューや珍味、缶詰等、様々なマグロ加工品も生産している。最近ではマグロバーガーも人気だ。
大間町および周辺の名所・旧跡・観光スポット
- 大間埼灯台 ・・・本州最北の灯台。1921年(大正10年)初点灯。白と黒のツートンカラーが目を引く。「日本の灯台50選」にも選ばれている。
- 大間温泉 ・・・本州最北端の温泉。塩化物泉。1982年開湯の比較的新しい温泉。町営の大間温泉海峡保養センターがある。
- 弁天島 ・・・大間埼灯台のある島。大間崎の沖合約600メートルにある面積 0.14平方km、周囲約2.7kmの無人島で、野鳥の宝庫として知られている。かつては鳥居島と呼ばれていた。
- 大間崎 ・・・本州最北の岬で、北緯41度33分・東経140度58分に位置する。対岸の北海道・汐首岬との距離はわずか18km。下北半島国定公園に指定されている。本州最北端の碑が存在する。
- 赤石海岸 ・・・国道338号線沿いにある海岸で、大小の奇岩が並び、独特の景観を作り出している。本州最北の海水浴場で、夏は海水浴でにぎわう。NHK連続テレビ小説私の青空のロケ地。
- 津鼻崎 ・・・海岸の砂礫地や崖などに生える多年草・スカシユリ(透百合)の群生地。岬の先端と西側は石英安山岩の柱状石で、高さ10mの切り立った荒々しい断崖が約1kmにわたって続く。
- 普賢院 ・・・本州最北の浄土宗の寺院。薬師如来、不動明王、普賢延命菩薩を安置。
- 西吹付山展望台 ・・・西吹付山の山頂に設置されている展望台から、天候が良ければ、津軽海峡、対岸の渡島半島まで大パノラマを楽しむことができる。明治の文豪・大町桂月が大間崎からの眺めを詠んだ「大間崎 空と海の間に 長き蝦夷が島 消えてかはりぬ 漁火の影」の歌碑が立つ。大間牛に関する資料等を展示した大間町畜産資料センター(月曜休・12~翌3月は土・日曜、祝日休)開館時間9:00~17:00)もある。
- シーサイド・キャトル・パーク大間 ・・・西吹付山にある町営の観光牧場。ポニーや牛がのどかに草を食んでいる。
大間へのアクセス
◇公共交通機関:
●青森空港から鉄道で:青森空港からバスに乗り約40分で青森駅。青森駅から青い森鉄道で野辺地駅へ約45分。JR大湊線に乗り換え、約60分で下北駅。むつバスターミナルで下北交通バス佐井線に乗り換え約100分で大間町。下北交通・佐井線(むつ~佐井方面行き)時刻表)。
●青森空港からバスで:青森空港からバスで約40分で青森駅へ。青森駅から下北交通バス野辺地線むつ方面行に乗り約2時間50分でむつバスターミナル。むつバスターミナルで下北交通バス佐井線に乗り換え約100分で大間町。
●鉄道とバスで:新幹線八戸駅から青い森鉄道で約45分で野辺地駅。大湊線に乗り換え約60分で下北駅へ。むつバスターミナルで下北交通のバスに乗り換え、約100分で大間町。
●函館からフェリーで:函館から津軽海峡フェリーで大間港へ約1時間40分。
◇車:
●車で訪れる場合は、青森ICから2時間40分でむつ市。むつ市から60分で大間町。または八戸ICから2時間30分でむつ市。さらに60分で大間町。
関連リンク
- 大間町観光協会(外部サイト)
- 大間町(外部サイト)
- 大間観光土産センター(外部サイト)
- 大間温泉海峡保養センター(外部サイト)
- 大間町商工会(外部サイト)
- 津軽海峡フェリー(外部サイト)
Japan web magazine’s recommend
大間(おおま) DATA
大間
+-で地図を拡大縮小