日本の食べ物 | JAPAN WEB MAGAZINE

甲州のお土産といえばこれ、という人も多い甲州銘菓「桔梗信玄餅」。山梨県や静岡県で、お盆の時期にきな粉、黒蜜とともに供えられ、食べられていた「安倍川餅（あべかわもち）」をヒントに、サイズを現代風に小さくまとめ、お盆だけでな

三崎港　三浦半島にマグロを食べに行こう

初春の三浦半島春の訪れ概して太平洋側にある半島の春は早い。近郊の都市部が依然として冬の寒さに包まれている頃、半島には一足早く春の訪れを知らせる風が吹く。東京近郊で言えば、房総半島がそうだ。伊豆半島然り。房総では一月に

焼くということおよそ人類が生み出したもっともシンプルでもっとも素晴らしい調理法は「焼く」ことではないだろうか。ヒトが「火」を手にした時、人類の「料理」の歴史は始まったが、「火」を使う調理の中でも、やはり「焼く」という「

南部せんべい文化「南部せんべい」をご存知だろうか。ゴマやピーナッツが入った白くてぱりっとした煎餅だ。青森県八戸市と岩手県の北部、かつて南部氏によって治められていた地域の名を冠したこのせんべい、昔はこの地方の各家庭のお婆

アツアツ麺に玉子を絡めて秋田県横手市。県南の内陸部、横手盆地の中央に位置し、東の奥羽山脈から流れる横手川が町中を抜けてゆく。人口およそ10万人、秋田県第二の都市だ。この町に、「B級グルメ」として全国から人を呼ぶ料理が

なた漬け（鉈漬け）秋田のお漬物豪快になた（鉈）でざっくりと乱切りにした大根を漬けたもの。その荒々しい表面が漬かることによって柔らかさを増し、ほのかに甘く、ほのかにぴりっとしていて、ご飯が進む。鉈で切るというのは決して

津軽のB級グルメ青森県黒石市。人口およそ3万7千人、江戸時代に津軽藩の支藩として陣屋もおかれた歴史ある町だ。りんごと米の産地として知られ、町には酒蔵が立ち並び、「日本の道百選」にも選ばれた伝統的な建造物「こみせ通り」が

しょっつる鍋ハタハタと秋田の料理ハタハタは別名カミナリウオとも呼ばれる体長15センチ～20センチほどの深海魚。秋田を始めとした日本海側でよく食べられている地元の人には馴染み深い魚だ。ハタハタは漢字で魚偏に「神」と書

札幌ラーメンとは 600店以上もラーメンを出す店があるといわれる北の大都会「札幌」は、ラーメン好きならずとも一度は訪れたい町であり、小樽や函館と共に北海道の中でも人気の旅先の一つだが、特にラーメン好きであれば一度ならず二

富士の麓のご当地グルメ少し透明感がある麺が投入され炒められていくうちに、しっとりとした美味しそうな色へと変わっていく。鉄板ではすでに熱せられたラードで肉かす（ラードをしぽった後の残滓）が香りを引き出され、それでキャベツ