吉田松陰幽囚ノ旧宅
公開日: 2007年6月21日 | 最終更新日 2015年7月3日
吉田松陰の実家である杉家旧宅。松陰は下田で海外渡航をしようと計画するが失敗し、江戸の牢に捕らわれた後、萩の野山獄に入れられた。
1855年(安政2年)に野山獄より釈放された後、父杉百合之助預けの身となり幽囚されたのが、この杉家旧宅の一角にある三畳半の幽囚室。ここで読書と著述に専念、さらに近親者や近隣の子弟たちにおこなった講義がやがて、松下村塾での教育へとつながっていった。
建物は、天保年間に建てられたといわれるもので、広さ214平方メートル、入母屋造瓦葺の木造平屋建の建物。8畳間が3室、6畳間3室、4畳間、3畳7分、3畳半、3畳間および2畳間がそれぞれ各1室のほか、板の間、土間、さらには物置などもある大きなもの。
吉田松陰幽囚ノ旧宅(よしだしょういんゆうしゅうのきゅうたく) DATA
- 場所: 山口県萩市椿東1537(松陰神社敷地内)
- 交通(公共交通機関で): JR山陰本線東萩駅から徒歩15分。または萩循環まぁーるバス(東回りコース)「松陰神社前」バス停より徒歩1分。
- 交通(車で): 中国自動車道美祢東JCTから小郡萩道路経由、絵堂ICから車で20分。
- 駐車場: あり(無料)松陰神社駐車場(大型、中型、マイクロバスは1回500円)
- 期間: 通年
- 時間: 外観のみ見学自由
- 休み: 外観のみ見学自由
- 料金: 外観のみ見学自由
- 問い合わせ: 0838-22-4643
- HP: 松陰神社