秋吉台

秋吉台

山口県中部の美祢市、中~東部にある秋吉台は、総面積130平方キロメートル、東西17キロメートル、南北8キロメートルの範囲に渡って広がる日本最大のカルスト台地。カルスト台地とは、水に溶けやすい石灰岩などの岩石でできた台地が、雨や、地下水、地表を流れる水などにより長い年月かかって浸食(溶食)されて、できあがった地形のことで、ドリーネと呼ばれるすり鉢状の凹地やウバーレと呼ばれる盆地などが数多く点在、でこぼことした起伏に富んだ独特の地形が一面に広がる様は息をのむ。

秋吉台の石灰質の土壌は、約3億年前にこの地がサンゴ礁であったことを示すもので、その当時のサンゴや紡錘虫(フズリナ)、ウミユリ、コケムシ、腕足類、石灰藻、古生代型アンモナイト、三葉虫などの化石が沢山埋もれている。一帯には、約400もの鍾乳洞があり、その中で最大のものが日本でも屈指の鍾乳洞として知られる秋芳洞だ。

春から夏には青々とした草原を、秋には黄金色のすすきを、冬には冬枯れの荒涼としながらも独特の美しさを放つ秋吉台を楽しむことができる。

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