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千里浜なぎさドライブウェイ

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ドライブ好きなら一度は訪れたい、日本で唯一の車で走れる砂浜

波打ち際のドライブウェイ

金沢市内から「のと里山海道」を車で約40分、能登半島の西側付け根部分にある「千里浜なぎさドライブウェイ」は、国内で唯一の車で走ることができる砂浜だ。幅8キロメートルにわたって続くなぎさのドライブウェイには、近隣はもとより国内各地から、車、バス、バイク、自転車に乗って人々が訪れる。思い思いに砂浜のドライブを楽しみ、雄大な日本海の風景を堪能するのだ。勿論、夏になれば広い砂浜で海水浴もでき、アサリやハマグリなどの潮干狩りを楽しむこともできる。ほかの砂浜ならまず不可能な、道具を積んだ車で波打ち際の近くまでアクセスする、なんてこともできてしまうのだ。

砂浜なのに車で走れる秘密は、通常の砂浜に比べて砂の粒子が細かい為。細かいだけではなく、ある程度大きさも揃っていて角ばった形をしている砂が海水を含むことにより、ぎゅっとしまって固くなり、車で走ってもタイヤが砂にとられない、というわけ。

海をすぐ間近に眺めつつ、潮風を浴びながらの気持ち良いドライブ。車のシートに座りながら眺める夕日。ここだけでしか体験できない、極上の時間を味わうことができるスポットなのだ。

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世界でも珍しい?

砂浜を車で走れるのは、世界的に見ても珍しく、「千里浜なぎさドライブウェイ」以外では、アメリカ・フロリダ州の「デイトナビーチ」、ニュージーランドの「ワイタレレビーチ」など、ほんの数か所しかない。

千里浜なぎさドライブウェイへのアクセス

千里浜なぎさドライブウェイへは、金沢市内からなら、かつての能登有料道路、現在は無料化され「のと里山海道」と名称が変わった道を進むこと約40分、今浜インターチェンジで下り、さらに数分進むと「千里浜なぎさドライブウェイ」に着く。輪島方面から向かう場合は、千里浜インターチェンジから。

夏場に訪れるなら、7月上旬から8月下旬頃まで営業している浜茶屋で味わうことの出来る、このあたりでしかとれない名物「白貝」も是非試してみて。

千里浜なぎさドライブウェイを走る際の注意点

スタックに注意

車で走れるとはいえ、あくまで下は砂地であることを念頭においておこう。轍のできている部分はある程度安心感はあるが、端の方、いわゆる道路の路肩にあたる部分は風で飛ばされた砂が盛り上がっていたり、締まっておらずに柔らかくなっていたりすることもあり、まれにスタックしてしまう車もあるようだ。雨の後や台風の後など、砂が濡れている時には特に気を付けて。

夏の行楽シーズン時

夏場は海水浴客などで混雑するので速度が30キロに制限されている。標識も立つので、見逃さないように注意。

荒天時

波打ち際であるがゆえに、荒天の際は注意が必要。悪天候で波が高い時などは、入場規制がかかることもある。

駐車

砂地の部分に駐車する際は、あまりやわらかく砂が盛り上がっている場所につっこんでしまわないように注意。特に二輪車の場合、出すのが大変になることも。さらに、やはり地面が柔らかいので、ある程度以上の重量がある車種の場合は転倒しないよう板切れなどをスタンドの下にかます必要がある。あらかじめ、板状のものを一枚持っていると重宝する。

洗車

走った後は、砂と塩を落とすためにも早めの洗車をおすすめ。特に足回りや車体の下の部分はきちんと洗っておきたい。

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Japan Web Magazine 編集部

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