大窪寺
公開日: 2008年2月21日 | 最終更新日 2023年6月17日
四国八十八箇所霊場第八十八番札所
正式名称は医王山(いおうざん)遍照光院(へんしょうこういん)大窪寺。養老年間(717年 – 724年)に行基によって開基されたと伝えられ、奥の院で空海が薬師如来を刻んで安置したとも伝えられる由緒正しいお寺です。「四国八十八箇所巡り」の第八十八番札所、結願所として知られています。
ご本尊が持つ法螺貝は全ての厄難諸病艱難辛苦を吹き払うものとされています。八十八箇所巡りを無事終え結願した者は、道中をともにしてきた金剛杖、菅笠を奉納。これらはいずれ護摩火で焚かれることになります。巡礼者の汗と苦労と数々の想いは、煙と共に空に上っていくのです。
Japan web magazine’s recommend
大窪寺 DATA
- 場所: 香川県さぬき市多和兼割96
- 交通: 琴平電鉄長尾線長尾駅から大川バス清水行きで多和学校前下車後、車で5分
- 問い合わせ: 大窪寺(おおくぼじ) TEL:0879-56-2278
大窪寺と四国八十八箇所及び高野山
四国八十八箇所メイン | 霊山寺 | 安楽寺