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観音寺 東京・台東区の寺院

観音寺

赤穂浪士ゆかりの寺

東京都台東区谷中5丁目にある「観音寺」(かんのんじ)は、1611年(慶長16年)創建の新義真言宗豊山派の寺院です。1716年(享保元年)に改名されるまで長福寺と称していました。

元々は神田にありましたが1680年(延宝8年)に区画整理のため、現在の場所に移ってきたといいます。

赤穂浪士・近松勘六行重とその異母弟・奥田貞右衛門行高の兄弟・文良(後の第六世朝山大和尚)がこの寺で修行をしており、討ち入りの為の密談が度々この寺院で行われたといい、現在では「赤穂浪士ゆかりの寺院」として知られています。ご本尊は大日如来・阿弥陀如来。

1992年(平成4年)に台東区の「まちかど賞」を受賞、国の登録有形文化財にも指定されている、瓦を塗りこんだ「築地塀」も有名。

観音寺

築地塀

江戸末期に作られた長さ37.60メートル、高さ2.06メートルの築地塀。瓦と土を交互に塗りこんで作られており、往時の雰囲気を今に伝えています。「観音寺築地塀 (かんのんじついじべい) 」として国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。

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観音寺

Japan Web Magazine 編集部

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