富士山日本の山

富士山に登ろう(小屋情報)

富士山

富士山の山小屋

富士山にはおよそ50軒の山小屋がある。その殆どの営業期間が7月の上旬から9月の初旬の登山シーズン内。(各小屋に要問合せ)。宿泊のみならず、食事を取ったり、休憩をしたり、飲み物や食べ物を買ったり、天候が急変した時や怪我をした時には避難も出来る富士登山において重要な拠点だ。

特殊な世界

富士山に限らず山小屋というのは一般的な宿泊施設と比較すると独特な世界だ。対応も無愛想でぶっきらぼうだったり、いわゆるサービス業とは少し異なる雰囲気に包まれている。気分を害することもあるかもしれないが、厳しい気象条件の中で、いざという時には頼りになる存在でもある。「お金を払っているのだから、客だ。」などと言わず、「こういうものだ」と割り切って、過ごすのがよいだろう。

プライバシー

山小屋は雑魚寝が基本。仮に専用のスペースがあったとしても、自分専用の部屋などは無いし、プライバシーも殆どない。その上限られたスペースの中に押し込まれることも多く、2ヶ月のシーズン中に30万人近くの人が登る富士山の山小屋ではまさにすし詰めとなる。決して快適とはいえないが、それがシーズン中の山小屋なのだ。音や光に敏感な人は耳栓やアイマスクがあると重宝する。

譲り合いと思いやり

小屋に限らず、登山は譲り合いと思いやりの精神がとても大事。例えば、狭い山道を登ってくる人が居たら、少し脇によけて道を譲る。(登り優先)これは苦しい登りで余裕がなくなっている人を思いやり、譲る精神だ。同じように小屋の中でも、先に寝ている人が居たら、それがどんなに早い時間でも(山の時間は下界の時間とは違う。夜中に出発するために、夕方に寝てしまう人も少なくない。)声のトーンを落としたりして静かにする。携帯はマナー。話す時は外で。など、互いに思いやる気持ちが大事だ。無用のトラブルを避ける事も出来る。せっかくの登山だ。少しでも気持ちよく過ごそう。

キャンセル

連絡のないキャンセルは山小屋に迷惑がかかる。キャンセルする場合はきちんと連絡を。

お酒

高度が高く、酸素の薄いところではお酒の周りが早く醒めにくい。飛行機を思い出すと判るだろう。また、酔ったまま歩き始めると思わぬ事故に繋がることもある。楽しい富士登山にするためにもお酒は控えめにし、下山してからの乾杯の楽しみに取っておくのがおすすめだ。

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各ルートの小屋情報

料金、営業期間等変更になる場合もあるので、詳しくは宿に直接お問い合わせ下さい。

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Japan Web Magazine 編集部

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