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金鶏山

金鶏山

金鶏山は、平泉の中心部、中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置する円錐形をした山。奥州藤原氏の三代秀衡が築いたともされる山で、平泉守護を祈念して黄金製の雌雄一対の鶏を埋めたという伝説が残る。標高は100m弱の低い小山ではあるものの、無量光院の浄土庭園の景観をなす重要な存在であり、数々の伝説や逸話の残る山だ。松尾芭蕉も「三代の栄耀一睡のうちにして、大門の跡は一里こなたに有り。秀衡が跡は田野に成りて、金鶏山のみ形を残す」と奥の細道の中で金鶏山に触れている。麓には義経妻子の墓と伝えられる五輪塔、藤原氏三代の位牌や秀衡の木像などが安置されている千手堂、花立廃寺跡、平泉文化遺産センター等がある。2005年(平成17年)2月に国の史跡に、2011年6月には「平泉 – 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界遺産に登録された。

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