糸数城
公開日: 2010年9月14日 | 最終更新日 2023年6月1日
沖縄本島南部の南城市糸数にある糸数城(いとかずぐすく・いとかずじょう)は、琉球の戦国時代(中山国(浦添王朝)、南山国、北山国の三国が分立して覇を争っていた三山分立時代)の初期(14世紀前半頃)に築城されたと推測されている城です。
西側の守りとして、この地を任された玉城按司の三男・糸数按司が築城したとされています。伝承では、その後、城を改修・増築中に上間按司に急襲され落城。野面積みと切石積みで造られた高さ6メートルに及ぶ美しくも強固な城壁や城門が今も残っています。城壁の上からは太平洋と東シナ海を望むことができます。国の指定史跡。
Japan web magazine’s recommend
糸数城(いとかずぐすく・いとかずじょう) DATA
- 場所: 沖縄県南城市玉城字糸数
- 交通(公共交通機関で): 琉球バス 番号51:百名線・船越経由(那覇バスターミナル~百名バスターミナル)または番号53:志喜屋線(那覇バスターミナル~百名バスターミナル)で「糸数入口」バス停下車。
- 交通(車で): 那覇空港から車で約40分(那覇市国場~南風原町経由)南風原南ICから約20分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 見学自由
- 休み: 見学自由
- 料金: 見学自由
- 問い合わせ: 098-948-4611(南城市観光協会)
糸数城
+-で地図を拡大縮小