もみじまんじゅう
公開日: 2007年12月22日 | 最終更新日 2015年8月17日
世界遺産であり、日本三景の一つ、「厳島」の名物が、もみじの葉をかたどったカステラ生地の焼きまんじゅうである「もみじ饅頭」。広島を代表する銘菓、広島の定番お土産の一つとして、全国的にも知名度の高い菓子だ。
明治時代後期に和菓子職人が考案したものといわれ、厳島の紅葉の名所、紅葉谷(もみじだに)にちなみ、「もみじ饅頭」の名がつけられたという。
中身は定番のこしあんのほか、つぶあん、白あん、栗あん、抹茶あん、などから、チーズやチョコレート、カスタードクリームなど多様。
色々な味を楽しめるのもまた魅力なのだ。さらに揚げたもの(揚げもみじ)や餅生地のもの(生もみじ)、竹炭が入った黒もみじなどもある。
厳島では、出来たてのもみじ饅頭を買う事も可能だ。焼きたてのものは、通常頂くことの多い常温のもみじ饅頭と一味も二味も違うもので、また格別なのだ。足を運んで地元の銘菓の出来たてを味わう、これも旅の醍醐味だろう。厳島を訪れた際には忘れずに焼きたてのものを試してみたいご当地菓子。