広島の郷土料理

広島の食べ物

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広島の郷土料理 / 広島グルメ

広島のカキ料理 牡蠣鍋

カキの土手鍋

その生産量は日本一、実に全国の生産量の約6割をしめるという広島のカキは、今から約400年以上前から養殖がおこなわれていたといわれる長い歴史と伝統を持つ。もちろん、歴史や流通量ばかりがすごいのではなく、広島のカキが有名なのはその美味しさあってのこと。中国山地を流れてくる川がたっぷりの栄養分を広島湾にもたらし、その湾の水で育まれることにより、旨味たっぷりの美味しいカキとなる。流通量が多い為、「広島産のカキ」というだけなら、各地のスーパーなどでも購入は出来るが、やはりその本当の味わいは本場「広島」で味わってみたいもの。旬の時期ともなれば、生はもちろん、蒸し牡蠣や焼きガキ、カキ鍋と、カキ料理のオンパレード。身も心も「広島の牡蠣」の美味しさにゆだねたい。

カキフライ

干し牡蠣

お好み焼き(広島焼き・広島風お好み焼き)

広島市内だけでも800店以上、県内では実に2000店ものお店で提供されているといわれるのが、広島のご当地粉ものグルメであり、ナンバーワン人気のご当地グルメ、広島風お好み焼きだ。広島では、単に「お好み焼き」または「お好み」と呼ばれる。

生地と具材を混ぜずに、生地、野菜、肉、卵と別々に焼いて重ねる「重ね焼き」で、どろっとした濃厚なソース(オタフクソースが有名)、そしてそば(中華麺、またはうどん)が入るのが特徴。並んでいるお店も多いが、並んででも食べたい広島グルメの筆頭だ。

つけ麺(広島つけ麺・広島風つけ麺)

唐辛子の入ったピリ辛のツケだれが特徴のつけ麺が、広島つけ麺。チャーシューなどと共に茹でたキャベツが添えられているのも特徴だ。

広島市内の「新華園」(1954年開店)が、中国の麺料理を元に考案、提供したのがはじめといわれている。

真っ赤な見た目ほどに辛味のみが走っている訳ではなく、バランスのよい、辛味と酸味、出汁の旨味、胡麻油の香りとたっぷり入ったゴマの香ばしさが麺に絡む。茹でキャベツの甘みがいいアクセントだ。辛味の度合いの調節も可能。県内には広島つけ麺の専門店が約50店、取扱店も含めると約300店もの店で提供されているという人気メニュー。暑い夏には特にオススメの広島のご当地麺なのだ。

小イワシの刺身

広島の人が愛する食べ物の一つに数えられる小イワシ。一昔前にはリアカーで朝どれの小イワシを売り歩いていたというほど、広島の庶民の馴染の味であったものだ。中国山地を流れてくる栄養分たっぷりの水で繁殖するプランクトンをたっぷり食べて育つという小イワシの味は、「七度洗えばタイの味」とも称されるほど美味しいもの。足がはやく鮮度がよくなければ食べられないので、広島まで足を運んで食べるしかない、という限定の「広島グルメ」の一つだ。

角寿司(かくずし)

その名前の通り、四角い形状をした角寿司(かくずし)は、酢飯に〆サバや蒲鉾、煮付けたアサリの剥き身、薄焼き卵、ほしえび、でんぶなどを乗せて作る押し寿司。広島市や北広島町、安芸高田などで伝統的に作られ食べられている、いわゆる「いなか寿司」とよばれるもののひとつだ。元々は結婚式や祭りなどめでたい時に振る舞われてきた料理のひとつで、時期によっては松茸などもトッピングされる豪勢なものとなる。大人数分を手早く作るために、四角形のわくの中にご飯を入れて、上に様々な食材を乗せ、切り分けて供する。おめでたい形の梅や松の形状をした型もあるそう。道の駅などで販売されている。

あなご飯(あなごめし)

広島の瀬戸内沿岸の郷土料理が、漁師料理が発祥といわれるこの「あなごめし」。厳島神社のある宮島(厳島)の名物として知られている。
瀬戸内産のあなごを背開きにしてから、まず白焼きにし、さらに醤油やミリン、酒、砂糖などを煮詰めて作るタレを数度にわたって塗りながら蒲焼に。それを一口大に切ってから、鰻丼よろしくごはんの上に並べたものだ。ご飯もタレやあなごの骨で取った出汁などを混ぜ込んで炊いてある。旬は夏及び1月中旬で、特に1月中旬のものが美味いとか。もみじ饅頭と共に宮島を訪れたら、是非とも頂きたい一品だ。

焼きアナゴ棒飯

ガンス

広島の名物魚肉練り製品がこの広島ガンス。広島では単にガンスとよばれる。印象的なその呼び名は、広島弁で「〜です」を意味する「〜がんす」から。

主にシログチやイワシなどのすり身に、みじん切りにした野菜や一味唐辛子などを混ぜ、パン粉をつけて揚げてあるのが特徴で、サクっとした中に、魚肉の旨味がほとばしり、ビールにぴったり。特に出来立て揚げたてのものは、衣のさっくり感とパン粉の香ばしさ、熱々のジューシーな食味がなんともいえない美味しさなのだ。主に県内沿岸部のスーパーや惣菜店で売られているほか、居酒屋などでもお目にかかることができる。

その他の魚肉練り製品

ガンス以外にも、瀬戸内海の新鮮な魚を使った練り製品が美味しい広島。沿岸部には珍しいシャコを使ったものなど様々な種類の練り製品があり、専門店やスーパーマーケット、道の駅などで売られている。一個から購入できる場合も多く、さらには出来立てを食べられることもある。店頭で揚げたてや作りたてのものを味わうチャンスがあればぜひお試しあれ。いつも食べているものとは比較にならないほど、出来立ての美味しさは格別だ。

しゃこ丸天

ガス天

あなご竹輪

ししゃも卵天

子持ちこんにゃく

ウニホーレン

広島市の繁華街「流川」界隈の一部の店で提供されているのがこの「ウニホーレン」。ほうれん草をウニとバターで炒めたものだ。その美味しさは想像通り。ウニとバターの組み合わせがよくある「ほうれん草のバター炒め」の美味しさを幾倍にも引き上げてくれる。元々は広島市内の鉄板焼き店のメニューであったものが、少しずつ広まったといわれており、クレソンをバターで炒めた「クレソンバター」が進化したもの、という噂。

尾道ラーメン

瀬戸内海に面する美しい坂の町、そして小津安二郎の「東京物語」や大林宣彦の「時をかける少女」など、名画の舞台となった町としても知られる尾道の人気ご当地ラーメンが、尾道ラーメン。今や、都市部にも多くの「尾道ラーメン」の店があるのでご存知の方も多いだろう。1928年(昭和3年)に中国の福建省から来日し、尾道市内の製麺所で働いていた人物が作り始めたのが最初と伝えられるラーメンで、瀬戸内海産のいりこ(煮干し)と鶏がら中心のクリアなスープと濃い目のシンプルな醤油味のスープ、平打ち麺と、スープに浮かぶ豚の背脂が特徴のラーメン。

もみじまんじゅう

世界遺産であり、日本三景の一つ、「厳島」の名物が、もみじの葉をかたどったカステラ生地の焼きまんじゅうである「もみじ饅頭」。広島を代表する銘菓、広島の定番お土産の一つとして、全国的にも知名度の高い菓子だ。

明治時代後期に和菓子職人が考案したものといわれ、厳島の紅葉の名所、紅葉谷(もみじだに)にちなみ、「もみじ饅頭」の名がつけられたという。
中身は定番のこしあんのほか、つぶあん、白あん、栗あん、抹茶あん、などから、チーズやチョコレート、カスタードクリームなど多様。
色々な味を楽しめるのもまた魅力なのだ。さらに揚げたもの(揚げもみじ)や餅生地のもの(生もみじ)、竹炭が入った黒もみじなどもある。

厳島では、出来たてのもみじ饅頭を買う事も可能だ。焼きたてのものは、通常頂くことの多い常温のもみじ饅頭と一味も二味も違うもので、また格別なのだ。足を運んで地元の銘菓の出来たてを味わう、これも旅の醍醐味だろう。厳島を訪れた際には忘れずに焼きたてのものを試してみたいご当地菓子。

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