吉見百穴
公開日: 2013年7月21日 | 最終更新日 2024年10月28日
古墳時代の横穴墓群
「吉見百穴」は比企郡吉見町にある古墳時代後期(6世紀末~7世紀末)頃のものと推測される横穴墓群の遺跡。凝灰質砂岩と呼ばれる掘削しやすい岩山にあいた無数の横穴が独特の景観を作り出している。穴の中には関東地方では希少なヒカリゴケが自生している場所も。1923年、国の史跡に指定された。
地下軍需工場跡
太平洋戦争中に、百穴のある岩山に作られた軍需工場跡。一部が公開されている。
ヒカリゴケ
主に北海道や沖縄と本州中部地方の涼しく湿った樹林帯などに生育し、関東地方で見られるのは珍しいというヒカリゴケは、周囲のわずかな光にレンズ状の細胞が反応して緑色の光を放っているように見えるコケ。環境の変化に弱く、乾燥や大気汚染で簡単に消失してしまう稀少なコケだ。国指定天然記念物。
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吉見百穴(よしみひゃくあな・よしみひゃっけつ) DATA
- 場所: 埼玉県比企郡吉見町北吉見
- 交通(公共交通機関で): 東武東上線東松山駅から川越観光バス鴻巣免許センター行きで5分、百穴入口下車、徒歩5分
- 交通(車で): 関越道東松山IC国道254号15分
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 8:30~16:30(閉場17:00)
- 休み: 無休
- 料金: 中学生以上300円・小学生以下200円
- 問い合わせ: 0493-54-4541
吉見百穴
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