園比屋武御嶽石門
公開日: 2009年10月5日 | 最終更新日 2015年8月5日
礼拝所
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)は1519年に第二尚氏王統第三代王尚真王時代に築かれた門で、園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)の礼拝所として使用された場所。守礼門と首里城の正門である歓会門の間にある。かつてはこの園比屋武御嶽石門の後ろに御嶽(うたき)の広大な森が広がっていた。御嶽(うたき)とは沖縄の「聖地」「聖域」のことで、園比屋武御嶽石門は歴代の琉球国王が首里城を出て各地を巡る際に道中の安全などを祈願して必ず拝礼したと伝えられる場所だ。琉球王朝に命じられて鄭秉哲が編集した琉球各地の名所旧跡、御嶽、儀礼や官職、諸事の由来、年中行事などを記した地誌「琉球国旧記」には「この神に祈れば必ず己に応ず」と書かれており、現在でも沢山の人が拝礼に訪れる。
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園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん) DATA
- 場所: 沖縄県那覇市首里真和志町1-7
- 交通(公共交通機関で): ゆいレール首里駅から徒歩15分
- 交通(車で): 那覇空港から車で約10キロメートル。所要時間 約40分~60分。那覇ICから約5分。那覇空港からタクシーで中型車約1,840円(深夜早朝約2,120円)・小型車約1,640円(深夜早朝約1,940円)
- 駐車場: あり(有料)2時間310円。
- 期間: 通年
- 時間: 見学自由
- 休み: 無休
- 料金: 見学自由
- 問い合わせ: 098-891-3501
- HP: 首里城公園ホームページ
園比屋武御嶽石門
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