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七里御浜

七里御浜

浜街道~巡礼道

七里御浜は、熊野市の鬼ヶ城から紀宝町の熊野川河口まで、緩やかにカーブを描きながら約22kmに渡って続いている日本一長い砂礫海岸。アカウミガメの上陸地としても知られる場所だ。熊野川で揉まれ、熊野灘の荒海で磨かれた石が敷き詰められた美しい海岸は、かつて熊野詣でをする人々が歩き、西国巡礼をする人々が進んだ道でもあった。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されているほか、「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」「日本の白砂青松百選」そして「日本の名松百選」にも選ばれている。

七里御浜
七里御浜

熊野灘にむかって吼える獅子岩。世界遺産に登録された獅子岩は、大馬神社の狛犬でもある。

七里御浜

  
   

七里御浜周辺の観光スポット・見どころ・遊びどころ・食事処

道の駅 パーク七里御浜

近隣で獲れる野菜、鮮魚などをたくさん取り揃えている道の駅。地場産直売所「浜街道」、レストラン「さいくる」、ジュース工場などが入る。

道の駅 ウミガメ公園

熊野灘・七里御浜が一望できる場所にある道の駅。地元の新鮮な食材、特産品を取り揃えているほか、入場無料でウミガメと触れ合えるウミガメふれあいパークもある。

獅子岩

花の窟神社と鬼ヶ城の間にある、その名の通りまさに「獅子」の形をした巨大な岩だ。高さ25m、周囲210m。美しくも荒々しい熊野灘に向かって雄々しく吼える姿はまさに壮観。

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花の窟神社(花窟神社)

日本書紀に日本最古の神として記されている神社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部(熊野参詣道伊勢路の一部)。

鬼ヶ城

幾度にもわたる凝灰岩の岩盤の隆起と風化、そして波の浸食によって作り上げられた景勝地。洞窟がそこかしこにあり、かつては海賊がここに住み着いていたともいう。世界遺産、国の天然記念物及び名勝。頂上には、かつて鬼ヶ城本城と呼ばれた城跡がある。

大馬神社

熊野国総鎮守。創建は不明だが、平安時代から祀られていると伝えられる。こちらの大馬神社の「阿の狛犬」が獅子岩。

楯ヶ崎

三重県熊野市と尾鷲市の境、二木島湾口にある高さ80m、周囲600mの大岩壁。周辺はタイの釣り場としても知られる。三重県の名勝および天然記念物。

産田神社

伊弉冉尊が火の神・軻遇突智を産んだ場所といわれる地にある神社。ご祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊、軻遇突智尊。

丸山千枚田

日本の棚田百選にも選ばれている棚田。小さなものも含め1340枚を数えるその規模は日本一。

赤木城跡

宇和島城・今治城・篠山城・津城・伊賀上野城・膳所城などに関わり築城の名手として知られる藤堂高虎が築いた城。国の史跡。

割烹 ひかり

古い家並みが続く木本の路地の一角にある創業70年を超える老舗割烹・郷土料理店。地元でとれた新鮮な海の幸・山の幸を使った郷土料理を堪能できる。

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Japan Web Magazine 編集部

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