朴葉味噌
最終更新日 2019年12月23日
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朴葉味噌(ほおばみそ)とは、枯朴葉の上に味噌を乗せて、焼いて食べる飛騨地方の郷土料理。朴の葉にはカビの繁殖を抑える力があって、この葉で包んだものはかびが生えにくいといい、それを利用して作られる朴葉餅というものもある。
この朴葉味噌の起源は定かではないが、かつて凍った漬物をこの葉の上に乗せ、囲炉裏(いろり)であぶって溶かし、そこに味噌を混ぜて食べたのだという。
現代では味噌にしいたけやねぎなどの野菜を混ぜ、焼いて供する。端の焼けた味噌が香ばしく、お酒やご飯がすすむ一品だ。
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細切りの茄子や、えのきだけ、ネギなどが入った具沢山タイプの朴葉味噌
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味噌とネギだけのシンプルなタイプの朴葉味噌
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酒のつまみやご飯のお供として親しまれる