鳥取城跡
公開日: 2012年8月18日 | 最終更新日 2023年5月26日
山陰本線鳥取駅から北東方向へ約2キロメートルの場所にある鳥取城跡は、標高263メートルの久松山に築かれた城。天文年間(1532年-1555年)に但馬山名氏により築かれたといわれる城で、久松山の地形を巧みに利用して築かれている山城です。1581年(天正9年)に行われた豊臣秀吉による苛烈な兵糧攻めにより、城内に逃げ込んだ農民らを含む多数の犠牲者を出した「鳥取城攻略戦」で知られているお城です。
山頂部分に中世の城郭遺構である本丸(山上の丸)、山麓部分に江戸時代に鳥取藩池田氏の居城となって以降に整備された二の丸、天球丸、三の丸などの遺構を残しています。国指定史跡。
周辺一帯は「久松公園」として整備されており、市民の憩いの場となっています。特に桜の時期には園内にある約240本のソメイヨシノが咲き乱れ、提灯が設置され、屋台が出て賑わいを見せます。
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鳥取城跡(とっとりじょうあと) DATA
- 場所: 鳥取県鳥取市東町
- 交通(公共交通機関で): JR鳥取駅から路線バス約8分「西町」下車 徒歩約5分、100円バス「鳥取城跡」下車 徒歩約5分。
- 交通(車で): 鳥取道鳥取南ICから国道29号線経由、約20分。
- 駐車場: 近隣にコインパーキングあり。
- 期間: 通年
- 時間: 見学自由
- 休み: 見学自由
- 料金: 見学自由
- 問い合わせ: 0857-22-3318