姫路城が売り出されたことがあるって本当?

時代や場所で大きく変わる「常識」 常識という言葉があります。日常的に用いられる言葉なので調べるまでもないかもしれないですが、念のために辞書を引いてみると「世の中で当然と思われていること、社会的に当たり前と考えられているこ

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大宰府

大宰府跡(大宰府政庁跡) 奈良時代から平安時代にかけて繁栄し、その権限の大きさゆえに「遠の朝廷(とおのみかど)」とも呼ばれた大宰府(太宰府)は九州の政治の中心であり、大陸や朝鮮半島との外交窓口であり、守りの要であった。そ

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旧因州池田屋敷表門

黒門 国立博物館の敷地内、都道452号線に面する場所に、黒塗りの立派な門がある。旧因州池田屋敷表門だ。通称「黒門」と呼ばれ、かつての旧加賀屋敷御守殿門で現・東京大学の「赤門」と対比されることの多いこの門は、鳥取藩32万石

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大阪城

大阪のシンボル 駐車場に車を止めて歩き出すとすぐ目に飛び込んでくる南外堀。美しい曲線を描いて石垣がお堀へと落ち込んでいる。目を見張る大きさだが、それでも全体から見れば、ほんの一部分にしか過ぎないのだ。堀の幅があまりに広く

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無量光院跡

極楽浄土の庭園 無量光院跡は奥州藤原氏の三代秀衡が京都の宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した寺院の跡。度重なる火事によって焼失し、現在は礎石や池の跡、土塁などが残るのみだが、周囲は東西約240メートル、南北約270メートル

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観自在王院跡

浄土式庭園 毛越寺に隣接する観自在王院跡は、奥州藤原氏の二代基衡の妻室によって造営されたと伝えられる寺院の跡。東西120m・南北240mの土塁で囲まれていたと推定される敷地内に、浄土庭園の遺構がほぼ完全な形で残り、「旧観

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平城宮跡

平城宮(へいぜいきゅう・へいじょうきゅう)は、現在の奈良県奈良市(および大和郡山市)にあった古都・平城京(奈良の都)の大内裏。 大内裏とは宮城のことで、皇居(=内裏)と諸官庁があった場所だ。 平城京は、今から約1300年

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臼杵石仏

蓮の花の中で青蛙とウリボウに出会う 早朝に辿りついた臼杵は、蓮の花に埋もれていた。天から降ってきたような透き通ったピンク色の花が、あたり一面を埋め尽くしている。青々と茂る蓮の葉は命に満ち満ちて屹立し、しゃんと首を伸ばして

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銀閣寺

銀閣寺 東山文化を代表する寺院建築 銀閣寺は、京都府京都市左京区にある寺院。臨済宗相国寺派の塔頭寺院で正式名称は東山慈照寺(じしょうじ)というが、一般には銀閣寺(全体)、または銀閣(観音殿)の名で知られる。元々は、室町幕

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金閣寺

美の功罪 金色というのは不思議な色だ。美しく光り輝き、抗いようのない魅力を持つ反面、その美しさゆえに人を惑わせ狂わせてしまう。その輝きと美しさゆえに、有史以来一体どれだけの血と涙が流されてきたことか。歴史に「もし」はない

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