石見銀山遺跡とその文化的景観
公開日: 2007年7月1日 | 最終更新日 2023年9月22日
石見銀山・龍源寺間歩(まぶ)
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大自然の中に残る壮大な歴史の一ページ
島根県大田市(おおだし)。出雲大社から車で1時間ほど走った山奥にその場所はある。
山奥といっても、日本海から直線距離で僅かに7キロほど。目を凝らせば海から見えないこともない場所だ。ここにはかつて、中世の日本の経済を支えたといっても過言ではないほどに豊かな銀の産出量をほこった山がある。
「石見銀山(いわみぎんざん)」である。
時は大航海時代の真っ只中。船に乗り地球の反対側からはるばるやって来たヨーロッパ人は、質の高い石見銀山の銀に注目した。
安定した質と量の銀を生み出した石見銀山。その名は世界に轟いたという。
最盛期の16世紀~17世紀には世界の銀産出量の約三分の一を占めたという石見銀山は、1526年に筑前の神屋寿貞によって発見されて以来、1923年に閉山されるまでおよそ400年に渡り銀の生産を続けてきた。銀山一帯は、銀を製錬するために必要な木材を厳密に管理したこともあり豊かな自然環境が守られてきた。
採掘された銀は製錬され、国内はもとより、中国、そして世界へと広く流通し、16世紀~18世紀頃の世界経済にも大きな影響を与えたといわれる。
銀山と周囲の環境、そして人々の生活が見事に調和した、歴史と自然が融合した人類の遺産として、世界遺産にも登録されている。
フルスクリーンで見る石見銀山遺跡とその文化的景観」の魅力
世界文化遺産に登録された石見銀山と周辺の詳細
銀鉱山跡と鉱山町
- 銀山柵内
- 代官所跡
- 矢滝城跡
- 矢筈城跡
- 石見城跡
- 大森銀山伝統的重要建造物群保存地区
- 宮ノ前地区
- 重要文化財 熊谷家住宅
- 羅漢寺五百羅漢
- 佐毘売山神社
石見銀山街道
- 鞆ヶ浦道
- 温泉津沖泊道
港と港町
石見銀山と大森町の町並み
石見銀山 詳細データ
石見銀山(いわみぎんざん) DATA
- 場所:島根県大田市大森町銀山
- 交通(電車で):JR山陰本線大田市駅から石見交通バス大森方面行で26分、大森代官所跡下車。
- 交通(車で):関東・関西から 中国道~千代田JCT~浜田道~大朝IC~国道261号~県道40号、31号~石見銀山
京阪神方面から 米子自動車道経由~山陰自動車道(斐川IC)~国道9号~県道31号(仁摩邑南線)~石見銀山
松江・出雲方面から 山陰自動車道(斐川IC)~国道9号~国道375号~県道46号~石見銀山
広島(九州)方面から 中国縦貫道経由~浜田自動車道(浜田JCT)~山陰道江津道路(江津IC)~国道9号~県道31号(仁摩邑南線)~石見銀山 - 駐車場: 石見銀山駐車場(石見銀山地区内交通規制有(駐車場に停め、バスまたは徒歩)
- 問い合わせ: 0854-89-0347
石見銀山(いわみぎんざん)
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