奄美大島の気候とおすすめの服装
公開日: 2009年7月8日 | 最終更新日 2019年7月10日
奄美大島の気候
亜熱帯海洋性の気候であり、島の周囲を温かい海に囲まれている関係で年の平均気温は20度を越える奄美大島。一般的な「南国」のイメージそのものだが、実は冬の平均気温は15~16度と(東京や大阪と比べるとそれほど寒くはないものの)、風の強さや天気によっては肌寒く感じられる日もあり、時折10度を下回ることもあるので、訪れる時期によっては羽織るものや温かい上着が一枚あると重宝する。また、例えば奄美市名瀬の年間降水量が平年で2800ミリメートルと、降水量が多いので雨具は必須だ。海で遊ぶならば夏の7月、8月がベストシーズンだが、グルメや風景などをメインとした奄美大島のベストシーズンは3~4月。暑過ぎず、寒すぎず、比較的晴天に恵まれた日程を過ごすことができる可能性が高い。(10月~11月も暑過ぎず、寒すぎずの気候だが、比較的雨が多い)
4月~6月
4月の平均最高気温が23度と過ごしやすい春の奄美大島。奄美地方の梅雨入りは例年5月中旬頃、梅雨明けは6月の下旬頃。6月の平均気温は26度と蒸し暑い日が多くなる。
おすすめの服装
おすすめの服装は4月なら薄手の長袖または半袖、カーディガンやパーカーなど羽織るものが一枚あると便利。5~6月なら基本は半袖。場合によっては少し寒いこともあるのでカーディガンがあると重宝する。
7月~9月
夏の奄美大島は、気温、湿度共に高いものの、気温が35度を超える猛暑日は数日ほど。(一番暑い7月の平均最高気温は32.3度)ただ、日差しは強いので日焼け止め対策は十分に。また局部的に傘が役に立たないような激しい雨が降ることもあるので、天気予報をチェックすると共に、山登りなど外に長時間いる予定がある場合は、空模様には十分注意したい。7月8月は、熱帯夜が続く場合もあるので、暑さ対策も忘れずに。9月は6月と共に一年で降水量の多い月となる。
おすすめの服装
基本は半袖やノースリーブ。ただ日差しが強いので、あまり日焼けしたくない方は十分な対策を。急な雨が降ることも少なくないので雨具のほか、冷房対策で薄手の羽織るものがあると重宝する。
10月~11月
10月に入ると朝晩は20度を下回ることも。11月になるとさらに半そで一枚では肌寒い日が多くなる。10月には台風が来ることもあるので注意。
おすすめの服装
10月は半袖で大丈夫。11月は朝晩冷え込むこともあるので、薄手の長袖や半袖に、羽織るものがあると重宝する。
12月~2月
冬の奄美大島は例えば1月の平均気温が14.8度と冬としては温かな気温の日が多いが、場合によっては10度を下回る日もあるので、上着を一枚持っていった方が無難。また意外に乾燥するので、乾燥対策も。1月、2月は雨や曇りの日が多くなる。(7月の日照時間が約210時間に対し、2月の日照時間は約57時間)
おすすめの服装
暖かい日は半袖で過ごせることもあるが、寒い日も多く、特に朝晩は冷え込むこともあるので、本州の春や秋をイメージして、長袖と、温かいジャケットやジャンパー、ウィンドブレーカーなどがあると便利。