めがね橋
公開日: 2008年11月24日 | 最終更新日 2015年6月23日
国の登録有形文化財
日本にはめがね橋と呼ばれる橋が幾つかある。おそらく一番有名な長崎の眼鏡橋。通潤橋、諫早の眼鏡橋、大牟田の早鐘眼鏡橋、沖縄県の天女橋、群馬県の碓氷第三橋梁、岩手県の宮守川橋梁など。古いものが多く、中でも沖縄の天女橋は1502年竣工という年代モノ。いずれも「アーチ橋」とよばれる石や煉瓦でアーチ(上方向に凸な曲線形状)を描くような構造になっており、その形状が少し離れてみると「めがね」のように見えることから、「めがね橋」という呼び名で親しまれている。ここにご紹介する「めがね橋」は、正式名称を「花貫川第壱発電所第3号水路橋」という。茨城県高萩市、花貫渓谷から程近い山の中にある鉄筋コンクリート造2連アーチ橋。橋長約77m、幅員約2m、高さ22mの導水橋だ。大正7年に花貫川から水力発電用の水を引くために造られたもので、渓谷の間を横たわった橋の上に水が通っている。
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花貫川第一発電所第3号水路橋(めがね橋) DATA
- 場所: 茨城県高萩市秋山字板木2989
- 交通(車で):JR常磐線高萩駅から25分
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 問い合わせ: 0293-23-7316
めがね橋
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