板橋不動尊
公開日: 2007年7月15日 | 最終更新日 2023年6月23日
板橋不動尊
関東三大不動尊 清安山不動院願成寺
近隣の人々に「板橋のお不動さん」と親しまれている「板橋不動尊」は、関東三大不動尊の一つで古くより信仰されてきた、茨城県つくばみらい市にある真言宗の寺院です。
808年(大同3年)、この地を訪れた弘法大師が手ずから彫った不動明王を安置した事がお寺の始まりと伝えられています。正式名称は「清安山不動院願成寺(清安山願成寺不動院)」。二度の兵火で境内の建物を焼失するものの、その後再建されています。現在の境内には、室町後期~江戸時代に再建・建築されたといわれる本堂と、楼門、そして三重塔が屹立しています。毎年1月28日と11月28日にはご本尊の御開帳があり、境内では縁日も開かれて、多くの人々で賑わいをみせます。
室町後期の文禄年間(1592年~1596年)に再建された(1737年(元文二年)再建とも。)と伝えられる本堂。建築様式は入母屋造りの二重屋根。
境内にそびえる高さ約25mの三重塔。1772年(安永元年)建立。県指定文化財。
江戸時代中期、元禄年間(1688年~1703年)の建立。本堂と同じ入母屋造りで、銅板葺屋根の華麗な門。
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板橋不動尊 (いたばしふどうそん)清安山願成寺不動院(せいあんざんがんじょうじふどういん) DATA
- 場所:茨城県つくばみらい市板橋2370-1
- 交通: 谷田部ICから車で25分
- 駐車場:あり
- 拝観時間:境内自由
- 拝観期間:通年
- 拝観料金:境内自由
- 問い合わせ:0297-58-1014
板橋不動尊