宇和島城天守の内部
群雄割拠の戦国時代、陣取り合戦、国盗り合戦の拠点、シンボル的存在であった「城」は、戦の際に敵方の手により、または戦略的に味方の手によって燃やされてしまうことも度々あった。また、江戸時代に入って以降、太平の世になっても、失
続きを読む雲一つない青空と、太平洋の大海原を背に凛々しく立つ真っ白な室戸岬灯台(むろとざきとうだい)。夕方の光を浴びて輝く白亜の灯台は眩いばかりだが、この灯台が本領を発揮するのはもちろん、もう少し暗くなってから。太陽が西の空の彼方
続きを読む誰もいない真夜中に、穏やかな光の中、ゆっくりと昇っていく湯気を眺めながら、のんびりと柔らかなお湯に浸かる事、これを越える幸せは中々ないのではないだろうか。 南の島の澄んだ青い海も、カリブ海のクルーズも、ロンドンの最高級ホ
続きを読むJR新潟駅から車で約25分、新潟市江南区沢海にある北方文化博物館は、新潟県下でも1、2位を争う大地主であった伊藤家の邸宅と庭を基に、戦後に開館した博物館です。 伊藤家は、1756年(宝暦6年)に、一町二反九畝二十九歩(約
続きを読む東京・奥多摩を代表する神社 東京都心から直線距離にして約70キロメートル、電車で約2時間ほどの場所にある奥多摩町は、新宿や渋谷と同じ東京都でありながら、都心のネオンやビル群を忘れさせてくれる自然豊かで緑多いエリア。 雲取
続きを読む塩見縄手 松江城のすぐ目の前、松江市北堀町の北堀川周辺は、かつて松江藩の中級武士(二百石~六百石程度)たちが暮らした屋敷が並んでいた場所。特に松江藩家老に上りつめた塩見家の屋敷があったことから「塩見縄手」と呼ばれ、松江市
続きを読む長崎県島原市にある島原武家屋敷街は、江戸時代に島原城下の藩士たちが居住していた場所。街路の真ん中には、かつては飲料水にも用いられたという清らかな水の流れる水路が設けられ、道の両側に武家屋敷や石垣の塀が続いており、江戸時代
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