旧古河庭園

旧古河庭園

和洋の調和した庭園

旧古河庭園は、JR駒込駅とJR上中里駅のほぼ中間地点、西ヶ原にある庭園。武蔵野台地の斜面を巧みに利用して、洋館、洋風庭園、そして日本庭園が配されている。元は、明治の元勲であり、外務大臣などを歴任した陸奥宗光の邸宅であった場所で、宗光の二男・潤吉が足尾銅山の経営者、古河市兵衛の養子となった際に、古河家の所有となった。洋館と洋風庭園の設計者は、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などの設計も手掛けた英国人ジョサイア・コンドル博士。日本庭園は、山県有朋の京都別邸である無鄰菴、円山公園、平安神宮神苑、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを数多く手がけた京都の庭師・小川治兵衛の手によるもの。

伝統的な日本庭園と、大正時代の最先端であった近代的な洋風建築・洋風庭園が見事に調和した魅力ある空間で、国の名勝にも指定されている。園内にはモミジ、シイ、ヒサカキ、ダイオウショウ、モチノキ、ネズミモチ、ヤブツバキ、ツバキ、イヌビワ、サクラ、ハゼノキ、マツ、ヒマラヤスギ、ツツジ、バラ、イイギリ、シャガ、ブラシノキ、ハナショウブ、ヒガンバナ、サザンカなど、様々な植物が植えられ、季節ごとに葉を茂らせ、花を咲かせる。特にバラの美しさは名高く、開花時期である5月中旬および10月中旬には、それぞれ「春のバラフェスティバル」「秋のバラフェスティバル」が行われ、たくさんの人々が訪れる。

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