不忍池弁天堂

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東京・上野の不忍池のほとりにある弁天堂は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧・天海により建立されたお堂だ。天海は、徳川家の開基により、比叡山延暦寺に倣って上野に東叡山寛永寺を開山した高僧で、上野の山を比叡山に、今より倍以上の広さがあったという不忍池を琵琶湖に見立て、不忍池にあった島(現在は橋で陸続きになっている)中之島に、琵琶湖の竹生島宝厳寺の弁才天を勧請して建立した。

初めの建物は木造入母屋造であったが、1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲で焼失、1958年(昭和33年)に現在のような鉄筋コンクリート造の建物に再建されている。八角形のお堂は、不忍池のどこからでもお参りができるように、という理由だ。

江戸最古の谷中七福神の一つで、ご本尊の弁才天(八臂大弁財天)は、長寿や芸能の守りとして信仰されており、上野公園や上野動物園に立ち寄った人などが参詣しているのもよく見かけられる。不忍池は野鳥も多く生息しており、都会の真ん中とは思えない、四季折々の自然の景観を楽しむことができる。

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雪の日の弁天堂
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建設中の東京スカイツリーと弁天堂
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満月と弁天堂
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