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玉陵

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琉球王家の陵墓

「玉陵(たまうどぅん)」は、尚真王が見上森(みあげむい)に葬られていた父・尚円王の遺骨を改葬するために築いた陵墓。築墓は1501年以降で、第二尚氏王統の歴代国王が葬られています。

2,442平方メートルの敷地内に沖縄特有の屋根が破風形の家屋の形をした「破風墓」と呼ばれる形式の三つの建物「中室」、「東室」、「西室」が並んでいます。当時は王族にしか許されていなかったこの墓の形状は1879年に解禁されて以降一般にも普及し、現在の沖縄各地で見られる形状となっています。

「中室」は洗骨(せんこつ)と呼ばれる琉球地方や奄美、東南アジアに伝わる葬送儀式を行う前の遺骸を安置する場所で、「東室」には王、王妃の骨が納められ、それ以外の王族の骨は「西室」に納められています。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成要素の一つとして世界遺産に指定されているほか、墓全域が国の史跡として、「玉陵(墓室・石牆)」が2018年に沖縄としては初の「国宝」(2018年以前は国の重要文化財(建造物))として、石彫獅子と玉陵碑が県の有形文化財(彫刻)として、それぞれ指定されています。

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