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夏の沖縄の海で気を付けるべきこととは??夏の沖縄の海で安心して泳ぐには? 「注意喚起」

夏の沖縄の海

夏の沖縄の海 沖縄の思い出を最高のものにするため

皆さんの今年の夏休みの予定はどうなっていますか?「みんなより少し早めにとるよ」という方、「お盆休み通りだよ」という方、「ずらして八月後半に取るよ」という方。様々だと思います。

今年は、世間的には8月10日(土)から18日(日)までの9連休がスタンダードとのこと。前後をうまくつなげて海外に出かける、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

夏といえば海に山。プールに温泉、アミューズメントパーク、ライブ・イベント、キャンプ、花火、お祭りなど盛りだくさん。一方で「猛暑」に「台風」「ゲリラ豪雨」なども切り離せません。中でも台風は旅行にも大きな影響を与えることが多いですよね。

台風といえば、やはり沖縄や九州が多いイメージ。実際、九州や沖縄地方への帰省や旅行の際に台風に遭遇して、大変な思いをしたことがあるという方も結構いらっしゃるのではないかと思います。

筆者も5泊6日の沖縄旅行のうち4日間、その数年後の3泊4日の石垣島旅行の際にも3日間、台風に閉じ込められたことがあり、本州で遭遇するのとは風の強さも雨の激しさも桁違いの南国で遭遇する「台風」の、ものすごい威力に恐怖心を感じたと共に、あまりの風のすごさに好奇心も刺激されましたが、やはり美しい海でのんびりと泳ぐ予定だったものが全く当てが外れて肩を落とした思い出があります。

それどころか、南の島の移動には欠かせない飛行機や船がすべて欠航になってしまい、宿泊や食事の予定が全てパーになってしまった悲しい思い出。相手は天気のことなので、「どうしようもない」といえば確かにどうしようもないことですが、それでもやっぱり楽しみにしていた帰省や旅行であれば、悔しさや残念な気持ちが募りますよね。

ところで、夏の沖縄といえば、やはり青い海をイメージする方も多いと思います。沖縄本島はもちろん、渡嘉敷島や阿嘉島、座間味島といった「慶良間諸島」や、粟国島、久米島、伊是名島といった本島周辺の島々に、宮古島や石垣島、竹富島、波照間島、与那国島、西表島といった先島諸島まで、「いつかは行きたい」「一度は行きたい」美しい島々が点在、天気さえよければ素晴らしい海、最高の風景を目にすることができます。

もちろん沖縄の魅力は海だけではなく、美味しい食べ物に、美しい織物、音楽や民芸品、原生林や滝などの豊かな自然など、多彩ですが、やはり7月~8月の夏の沖縄を訪れたら、海で泳いだりマリンスポーツを楽しんだりしたいもの。青い空に透明感あふれるマリンブルーの海、綺麗な砂浜、サンゴ礁など、これぞ夏の沖縄!という素晴らしい風景の中で、のんびりと海に浮かんだり、ビーチに寝転がったり、砂遊びをしたり、ビールを飲んだり、日常生活とはかけ離れた素敵な時間が流れます。

そんな最高の体験と思い出を約束してくれる沖縄の海ですが、今日は沖縄の思い出を最高のものにするためにも、夏の沖縄の海で泳ぐ際に気を付けたほうがよいことをお知らせしましょう。ご存じの方はあらためてより慎重に、ご存じなかった方は沖縄旅行を嫌な思い出にしないためにも是非とも十分気を付けて頂きたい事柄です。

1. 夏の沖縄の海で気を付けるべきこと・もの 「熱中症・日焼け」

日頃、アスファルトの上を歩いている時などは意識しますが、海で泳いでいたり、砂浜で遊んでいるとうっかりしがちなのが熱中症対策。実際に沖縄で天気の良い日に海に行けば肌で感じることですが、沖縄は日差し(陽射し)がとても強く、熱中症にもかかりやすいといわれます。海で泳いだり砂浜で遊ぶ際には、飲み物を持っていくのはもちろん、小まめに水分を摂取し、塩分チャージのキャンディなども持参して塩分などもきちんと摂取するようにしたいものです。

また、陽射しが強い分、紫外線もきつくなります。一説には沖縄の紫外線の量は東京の1.5倍とか。肌の強さや日頃どれだけ外にいるかなどにもよりますが、例えば東京で真夏に数時間外を歩いても少し日焼けしたかなくらいで済みますが、カンカン照りの日に数時間沖縄の海で遊んでいたら、真っ赤になったり場合によっては水ぶくれなどになったりします。(実体験)

日焼け止めなどをしっかりと塗るのはもちろん、帽子をかぶったり、日傘やパラソルなども利用し、陽射しを防ぐ場所を作るのも重要です。沖縄の地元の人々が海で泳ぐ際に裸にはならない(Tシャツなどを着用している人が多い)のには、きちんと理由があるのです。「海」といえば「水着」という人も多いと思いますが、日焼け対策・熱中症対策という意味では、ラッシュガードなどを着るのもおススメです。

夏の沖縄の海

2. 夏の沖縄の海で気を付けるべきこと・もの 「足のケガ(履き物)」

美しい砂浜を歩いているとやはり素足・裸足になりたくなりますし、そのまま海の水に入れば最高に気持ちいいので、例えば「砂浜の手前や日傘のところでビーチサンダルを脱いで、砂浜を走り、海に飛び込む」なんて、ついやりたくなるのが人情ですが、沖縄で泳ぐ場合には、足元も気を付けたほうがいいポイントの一つになります。沖縄に限りませんが、砂浜の先には(波の下に)ごつごつした磯があったり、サンゴ礁があったりという場合もあります。そんな場所で足をざっくりと傷つけ、さらに塩辛い海の水に触れてしまったら・・・、容易に想像できると思いますが、傷口に塩分が染みていつまでもひりひりとしてとても痛いのです(実体験2)。

さらに、これはすぐ目の前で友人がしでかしたことですが、素足で海の中を歩いていて、ウニを踏んでしまったケース。沖縄の海の浅瀬やサンゴ礁には時々ウニがいるのですが、その中に20~30センチメートルほどの長い棘を持ったガンガゼと呼ばれるウニがいます。このウニの棘が足に刺さると激痛が走り、その痛みはしばらく続きます。さらに悪いことに、ガンガゼに限らないのですが、ウニの棘はもろく、足(場合によっては手など)に刺さった棘を抜こうと思っても、ぽろぽろと折れて崩れて上手く抜けないのです。友人の足には黒い点々(棘が抜けずに残ったもの)が十数か所もあって、しばらくの間地獄のような状態が続いたのでした。

それを防ぐためにも、ウォーターシューズがあると安心です。磯遊びする際にもサンゴ礁や岩の下などに不用意に手を突っ込んでしまわないほうが賢明です。

運悪く刺されて(刺さって)しまったら、焦らず(焦るとさらに折れて皮膚に残りやすくなります。)にゆっくりと棘を取り除き、ぬるま湯にしばらくつけておくと有効です。その後、強い痛みが続くようなら医療機関で受診してください。

ウォーターシューズを履いている際でも、サンゴ礁などを歩く場合にはサンゴ礁を傷つけないように、十分に注意しましょう。

夏の沖縄の海

3. 夏の沖縄の海で気を付けるべきこと・もの 「ハブクラゲ」「カツオノエボシ」

ハブクラゲのイメージ

触手の長いハブクラゲのイメージ

ハブは聞いたことあるし、クラゲも知っているけど、「ハブクラゲ」は初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんが、沖縄の夏の海で一番怖いのは、実はこのハブクラゲかもしれません。6月~9月にかけて多く発生するハブクラゲは、大きさ(傘高)は10~15センチメートルほどと、エチゼンクラゲなどに比べるとそれほど大きなクラゲではありませんが、触手が長い(縮んだ状態でも20~30センチメートル、伸びると長いものでは1.5メートル以上とも)のが特徴で、ショック症状や呼吸困難を誘発する猛毒を持つクラゲです。ハブよりも強い毒を持つともいわれます。

海の中でこのハブクラゲに遭遇し、知らずに当たってしまったりと、ハブクラゲに「敵」と見なされるとこの触手が手足や身体などに絡みついてきます。そして針(刺胞)が刺さり毒が注入されるのです。手のひらや指先など皮膚が少し厚い場所であれば、触手に直接触れても大丈夫ともいいますが、手足の皮膚や身体など普通の皮膚であれば容赦なく刺さります。

ネット(ハブクラゲ侵入防止網・ハブクラゲ防護ネット)などでクラゲなどの侵入を防いでいるホテルなどのプライベートビーチだからといって安心できないのがこのハブクラゲの厄介な所。潮の満ち引きなどでネットと海面に隙間ができると侵入してきてしまい、安全であるはずの遊泳エリアにハブクラゲがいる、という事態にもなりかねないのです。

実際、7歳の女の子がホテルのプライベートビーチで泳いでいる時にハブクラゲに刺され、一時意識不明・心肺停止の重体になったことが今日の沖縄タイムスでも報道されていました。ハブクラゲ侵入防止ネット内で起きた事故とのことです。筆者も以前沖縄の海で刺されたことがありますが、電気のようなびりっとする鋭い痛みが走り、陸に上がって様子を見ているうち、刺された箇所が見る見る間にミミズばれになり、しばらく(数週間)皮膚下が内出血したようなひどい傷跡が残っていました。

ハブクラゲの注意喚起の看板と酢

ハブクラゲの注意喚起の看板と酢の入った「酢箱」

ハブクラゲには酢が有効(酢がハブクラゲの刺胞を不活性化する)とのことで、ビーチによっては注意書きの看板と共に酢がおいてあったりする場合もありますが、海で遊ぶ予定がある場合には自分で酢を持参していると少し安心です。ただし、酢が効かないカツオノエボシのようなタイプのクラゲもいるので要注意。(酢で刺激され刺胞がさらに活性化してしまう。)小さいお子さんは、刺されると重篤化する可能性も高いとのことなので、皮膚を出さずラッシュガードなどを着ているとより安心かもしれません。

万が一、ハブクラゲに刺されてしまった場合には、水から上がり、酢で洗ってから指の腹などで慎重に触手を取り除き、すぐに医療機関に行かれることをおすすめします。自分や恋人や友人や家族が刺された際、大きな声ですぐそばに医療関係者がいないか確認するのも忘れずに。上記の7歳の女の子のケースも一時意識不明となりながらも、すぐそばに医療関係者がいたので助かったという側面もあるようです。

いずれにしてもハブクラゲの目撃情報などには十分注意して、水遊びや泳ぐ際には出来ればハブクラゲ侵入防止ネットの内側で、さらに肌をなるべく露出せず(前々項の過度な日焼け防止にもなります)ラッシュガードやウェットスーツ、スパッツやTシャツ(長袖だとより安心)などを着用するのがおすすめです。

カツオノエボシ

一方、カツオノエボシは青みがかった美しい見た目をしたクラゲです。その見た目に反して猛毒を持ち、刺されると激痛が走ることから「電気クラゲ」の別称を持つクラゲです。人が刺されると最悪死に至るケースもあるほど毒性が強いことから、英語ではFloating Terror(浮遊している恐怖)なんていう別名もあるとか。特に以前にも刺されたことがある方は二度目にアナフィラキシー・ショックを起こして重篤になりやすいとのことなので気を付けてください。

波打ち際に打ち上げられていることも多く、美しい見た目に興味を誘われ指で触れて刺されるという事故も少なくないようなので、ビーチを歩いていて青や紫色の透明な物体を見つけても、くれぐれも触らないよう、特に小さなお子さんや子供たちに注意してください。

泳いでいて、もしくは砂浜に打ち上げられたものを触って刺されてしまった場合には、触手を取り除いた後、すぐに医療機関で受診してください。ハブクラゲのところにも記しましたが、カツオノエボシに刺された場合には、酢をかけるのはやめてください。酢で刺激されて刺胞が活性化してしまいます。酢のほか真水なども同じく刺激してしまうので厳禁です。

水中でクラゲに刺された場合、どのクラゲに刺されたのか(特に子供の場合など)不明なケースもあると思いますが、その場合は万が一を考え酢は用いず、触手を取り除いてからすぐに医療機関に行かれることをおすすめします。

夏の沖縄の海

というわけで、夏の沖縄の海で気を付けたほうがいいこと、注意点についてお届けしました。例えば自動車と同じで何かあったら最悪命を落としてしまう事故にもなりかねませんが、普段はとても便利で快適なように、沖縄の夏の海も必要以上に怖がることもありませんが、基本知識を頭に入れておくと何か起きた際にも慌てずに対処できるので、観光情報やグルメ情報と一緒に、海や山の危険と対処法を頭の片隅にでも入れておくことをおすすめします。楽しいはずの時間が嫌な思い出になることがないよう、気をつけて、素敵な思い出を沢山作ってくださいね。

Japan Web Magazine 編集部

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