勝連城跡
公開日: 2009年9月25日 | 最終更新日 2024年2月11日
阿麻和利の城
中城湾と金武湾の間に位置する勝連半島の付け根部分、両湾を見渡すことのできる標高約60メートル~100メートル程の丘に築かれた勝連城(かつれんぐすく)は、13世紀から14世紀にかけて築城されたといわれる城だ。琉球王国時代には独自に海外との交易を行い、往時には首里城と並ぶほど栄えていたという。琉球統一を目論見、クーデターを起こした阿麻和利の城として有名。
大勢の敵が攻めて来た時の事を想定して、石段を登るほどに先が細くなっている。
勝連城跡の魅力をフルスクリーンで見る(自動再生・全18ページ)
ウシヌジガマと名づけられた二の郭の北西側にある洞窟。ガマは洞窟、洞穴のことで、ウシヌジとは「敵が攻めてきて、危険な時に身を隠してやり過ごす」という意味があるが、実際には隠れ場所としてではなく、拝礼する場所としての意味合いをもっていた。洞窟内には火の神(ヒヌカン)が祀られている。
Japan web magazine’s recommend
勝連城跡(かつれんじょうあと) DATA
- 場所: 沖縄県うるま市勝連南風原3759
- 交通(公共交通機関で): 那覇バスターミナル発 屋慶名線(27、180番)西原バス停下車、徒歩約10分
- 交通(車で): 沖縄自動車道沖縄北ICから県道36号・16号を勝連南風原方面へ車で8km
- 駐車場: あり(無料)
- 期間: 通年
- 時間: 9:00~18:00 最終入場17:30
- 休み: 無休
- 料金: 大人600円 小人400円
- 問い合わせ: 098-978-2033
勝連城跡
+-で地図を拡大縮小