和田家
公開日: 2009年3月10日 | 最終更新日 2015年6月28日
現在も住居として使われているが、一般公開もしている合掌造りの家屋。和田家はかつて庄屋として村を治め、養蚕も行っていた。塩硝の取引で繁栄したという。江戸時代末期の建築といわれ、最盛期には20人以上も人が住んでいた。
間口14間、奥行き7間の建坪は、現存する合掌造りの家屋としては最も規模が大きいもの。周辺環境の保存状態も良く、白川郷の代表的な合掌家屋として知られている。
梁や柱などが縄で縛られてある様子や急な階段、囲炉裏の煙で艶やかに燻された材木など、家の内部構造が見られるほか、養蚕をしていた屋根裏部屋などに様々な道具も残り、往時の生活を垣間見ることが出来る。国の重要文化財。
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和田家(わだけ) DATA
- 場所: 岐阜県大野郡白川村荻町997
- 交通(公共交通機関で): JR高山本線高山駅から濃飛バス白川郷行きで50分、白川郷下車すぐ
- 交通(車で): 北陸自動車道より東海北陸自動車道へ。白川郷IC下車。約15分
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 9:00~17:00
- 休み: 不定休
- 料金: 大人:300円/小人:150円
- 問い合わせ: TEL:05769-6-1058 / FAX:05769-61058 白川郷観光協会 05769-6-1013
- HP: 白川郷観光協会
- 備考: 館内は写真、ビデオ撮影等が可能