世界らん展日本大賞2015 25周年のメモリアルイヤー 「世界らん展日本大賞2015」
公開日: 2015年2月17日 | 最終更新日 2022年10月17日
世界を代表する蘭の祭典「世界らん展日本大賞2015」が2015年2月14日(土)から22日(日)まで、東京ドーム(東京都文京区)で開催中。
昨年は世界20か国・地域が参加、約3,000種、約10万株、250万輪以上の蘭が展示され、展示作品総数は1,289点に及んだ。今回は、英国のバッキンガム宮殿やヨーロッパの大財閥ロスチャイルド家と関係の深い品種や、国内初公開となる蘭の妖精「オルキス」など25周年メモリアルイヤーにふさわしい展示に加え、キャラクターショー、著名アーティストによるフラワーデモンストレーションなど多彩な日替わりイベントが行われる。
◎日本初公開!蘭の妖精「オルキス」と蘭の昆虫「オフリス」
「オルキス」は英語のオーキッドの語源となった蘭で、地中海沿岸地方に自生し3~6月頃に咲くため、2月の日本での展示は極めて難しいとされている。今回展示されている種「オルキス イタリカ」は、まさに妖精のような形をした花を咲かせるため、「裸の人の蘭」という俗名がついている。「オフリス」は「オルキス」と同じ地方に自生する近縁属。こちらは人形ではなく、昆虫の形(蜂やハエなど)に似た花を咲かせる種が多いのが特徴。人(妖精)の形をした「オルキス」と昆虫の形をした「オフリス」の共演で地生蘭の可愛らしさ、美しさ、神秘の姿を、地中海地方をイメージし装飾したブースで楽しむことができる。
問合せ先:世界らん展事務局 TEL:03-3591-0551 FAX:03-3591-0552